きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ウラムラサキ  裏紫
中 国 名 紫蜡蘑 zi la mo
英  名 amethyst deceiver
学  名 Laccaria amethystina Cooke
Laccaria amethystea (Bull. ex Gray) Murr.
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 ヒドナンギウム科   Hydnangiaceae  キツネタケ属
 傘は直径0.5~3.5㎝、饅頭形~扁平、中央がへそ状に窪み、縁は反転して波打つ。背面は成長すると細鱗状~平滑、明るい、灰紫色、縁に溝状があり、乾くと退色して淡黄褐色になる。柄は傘と同色、長さ1~7㎝、幅1~7㎜、下部がわずかに太く、髄状、表面は繊維状~鱗片状。ひだは疎につき、直生~垂生、濃い紫色。柄基部の菌糸体は淡紫色~白色。肉は薄く、淡紫褐色、無味無臭。坦子器は無色、長さ30~64.5µm、幅8.5~14µmの棍棒形、4胞子、まれに2胞子。胞子紋は白色。胞子は無色、直径7~10µmの球形、長さ0.9~1.3µmの刺が表面に多数つく。縁シスチジアは長さ25~65µm、幅4~12µmの狭円筒形~類棍棒形。菌糸はクランプがある。
ウラムラサキ
ウラムラサキ傘の縁
ウラムラサキ傘
ウラムラサキ2
ウラムラサキひだ
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型、直径1.5~3㎝
栄養摂取 菌根菌、アンモニア菌
発生場所 林内の地上
分  布 日本、北半球温帯以北に広く分布
食  毒 可食
撮  影 幸田町 14.10.24
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