きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ツノマタタケ  角又茸
中国名 桂花耳 gui hua er
英  名 fan-shaped jelly fungus
学  名 Guepinia spathularia (Schwein.) Fr.
Dacryopinax spathularia (Schwein.) G.W.Martin
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 アカキクラゲ菌綱 アカキクラゲ目(Dacrymycetales)
科  属 アカキクラゲ科  Dacrymycetaceae  ツノマタタケ属
 子実体は高さ5~15(25)㎜。幅3~8㎜、厚さ1㎜以下、片面に微毛が密生し、柄下部の2~3㎜が粗く、へら状~扇状~ツノマタ(海藻)状、湿時はやや硬い膠質、弱粘性、乾燥時は縮み、軟骨質、片面の微毛の部分が白っぽく見える。色は全体が黄色~橙黄色~赤褐色、基部は栗褐色~黒褐色。子実層は微毛の無い側に発達する。坦子器はアカキクラゲ型(坦子器に隔壁がなく、上位坦子器は分岐して音叉状))、下位坦子器は長さ25~35µm、幅2.5~4µm。上位坦子器は長さ12~16µm、幅2.4~2.6µm。胞子紋は白色~黄色を帯びる。胞子は無色、長さ7~10.5(12.8)µm、幅3.5~4.2(5.3)µmの曲がった楕円形~腎臓形、平滑、初期に横隔壁は無く、後に1~2隔壁。菌糸にクランプは無い。
ツノマタタケ
ツノマタタケ2
ツノマタタケ3
発生時期 春~秋
大 き さ 小型 高さ5~12㎜
栄養摂取 腐生菌 
発生場所 針葉樹や広葉樹の枯木、腐朽材
分  布 日本、中国、東南アジア、アフリカ、南北アメリカ、オーストラリア
食  毒 不食(中国では可食)
撮  影 新城市 14.7.23
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