きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 スギエダタケ  杉枝茸
学  名 Strobilurus ohshimae (Hongo et Matsuda) Hongo et Izawa
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 タマバリタケ科 Physalacriaceae  マツカサキノコ属
 キシメジ科 Tricholomataceae から分けられ、タマバリタケ科 Physalacriaceae とされている。
 スギの落枝などに単生、群生する。傘は直径1~5cm、饅頭形~中丘扁平。背面は乾き、粘性が無く、白色~灰白色、中央部が灰褐色になることもあり、微毛を密生する。柄は軟骨質、長さ3~7㎝、幅2~3㎜、上下同径、中空、表面に微毛を密生すし、上部は傘と同色、下部は黄褐色、下方ほど濃色、基部がやや太くなることもある。ひだは上生~離生、やや疎~やや密につき、白色、幅1~4㎜。肉はごく薄く、表面とほぼ同色、無味、無臭。胞子紋は白色。胞子は無色、長さ4~6µm、幅2~3µmの楕円形、平滑。縁シスチジアと側シスチジアは同形、長さ32~50µm、幅15~29µmの紡錘形~便腹形。柄シスチジア、傘シスチジアが存在する。
スギエダタケ
スギエダタケ横
発生時期 晩秋~初冬
大 き さ 小型、直径1~5㎝
栄養摂取 腐生菌
発生場所 針葉樹(スギ)の落枝
分  布 日本(本州、四国)、朝鮮
食  毒 可食
撮  影 新城市 14.10.28
スギエダタケ傘
スギエダタケひだ
スギエダタケ柄
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