きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 サワフタギタケ  沢蓋木茸
中 国 名 骨质多年卧孔菌 gu zhi duo nian wo kong jun
学  名 Perenniporia minutissima (Yasuda) T. Hatt. et Ryvarden,
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 タマチョレイタケ目(Polyporales)
科  属 タマチョレイタケ科  Polyporaceae  ウスキアナタケ属
 子実体は1年生、側生、無柄で、幅広く着生する。傘は半円形~扇形~丸山形、幅4~10(15)㎝、厚さ2~5(7)㎝、縁は鈍端。背面は幼時、強い粘性があり、淡黄土色、成長すると乾き、小さな瘤状の凸凹があり、茶褐色~黄褐色、周縁は淡黄土色。腹面は乳白色、孔口は3~4個/㎜、小さな円型、孔長は長さ約3㎜。肉は質が脆く、乳白色、やや透明感のあるモザイク状の粒状部があり、弱い苦味があって、臭いは温和、乾燥すると著しく硬くなる。坦子器は長さ18.7~30µm、幅7.2~13µmの棍棒形。胞子紋は白色。胞子は無色、長さ(10~12.5)12~16.5µm、幅(5~7.5)6~9µmの1端が切形のスイカの種子形、非アミロイド。シスチジアは欠く。3菌糸型、原菌糸にはクランプがある。骨格菌糸と結合菌糸は偽アミロイド。
サワフタギタケ
サワフタギタケ背面
サワフタギタケ管孔
発生時期
大 き さ 中型 幅4~10㎝
栄養摂取 白色腐朽菌
発生場所 広葉樹(サワフタギ類)の枯木
分  布 日本、朝鮮、中国
食  毒 不食
撮  影 豊田市 05.10.2
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