きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 ミヤベオオウロコタケ  宮部大鱗茸
学  名 Hymenochaete intricata (Lloyd) T. Ito
Stereum intricatum Lloyd
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 タバコウロコタケ目(Hymenochaetales)
科  属 タバコウロコタケ科  Hymenochaetaceae  タバコウロコタケ属
 広葉樹の枯木、枯枝に群生、重生する。子実体は半背着生。傘は半円形、幅0.5~2㎝、厚さ約1㎜以下、波打ち、暗黄褐色の短毛が密生し、古くなると毛が落ち、環紋が見える。腹面はタバコ色(暗いシナモン色)~黄褐色、平滑。毛被層は黄褐色、厚さ約100µm。その下の皮層は暗赤褐色、厚さ15~35µm。実質(肉)は無色、厚さ200~300µm。子実層は黄褐色、剛毛体がある。剛毛体は褐色、菌糸層の中から出ていて、長さ50~110µm、幅7~24µm長い楔形、突出は約50µm、鈍頭、厚壁。シスチジアは無い。胞子は長さ3~3.8µm、幅1.2~1.5µm、観察できないことが多い。
ミヤベオオウロコタケ
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型 幅0.5~2㎝
栄養摂取 白色腐朽菌 
発生場所 広葉樹の枯木
分  布 日本、朝鮮、中国
食  毒 不明
撮  影 西尾市 14.11.27
ミヤベオオウロコタケ背面
ミヤベオオウロコタケ腹面
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