きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 クチベニタケ  口紅茸
中 国 名 日本美口菌 ri ben mei kou jun
学  名 Calostoma japonicum P.Henn.
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 イグチ目(Boletales)
科  属 クチベニタケ科  Calostomataceae  クチベニタケ属
 ニセショウロ科 Sclerodermataceaeとする見解もある。
 子実体は半地中生、高さ2~3㎝、ほぼ球形の頭部と数本の根のような偽柄からなる。頭部は長さ1~1.5㎝、幅1~1.2㎝のほぼ球形、表面は淡黄土色、亀甲状に細裂し、頂部に星形に裂けた小孔があり、小孔の鮮紅色になる。偽柄は長さ1~1.5㎝、幅約.5㎜の菌糸束が束になっている。胞子は無色、長さ10~17(22)µm、幅6~10µmの長楕円形、表面に微細な孔状刻紋がある。弾糸は無い。
 ホオベニタケCalostoma sp. はやや小さく、頭部が直径1㎝以下、偽柄が短い。頂部の紅色の範囲が広く、頬紅をさしたようになる。胞子は長さ9~14µm、幅6~8µm。
クチベニタケ
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型、直径2~3㎝
発生場所 山地の裸地、法面
分  布 日本、中国、台湾
食  毒 不明
撮  影 幸田町 14.10.24
クチベニタケ2
クチベニタケ3
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