きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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  コガネキヌカラカサタケ  黄金絹唐傘茸
中 国 名 纯黄白鬼伞 chun huang bui gui san
英  名 flowerpot parasol , plantpot dapperling , yellow parasol
学  名 Leucocoprinus birnbaumii (Corda) Singer
分  類 坦子菌門 ハラタケ亜門 ハラタケ綱 ハラタケ亜綱 ハラタケ目(Agaricales)
科  属 ハラタケ科  Agaricaceae  キヌカラカサタケ属
 小形の腐生菌で、広葉樹や針葉樹の林に夏、発生し、植木鉢や温室などにも、群生、束生し、flowerpot parasol などと呼ばれる。室内や温室では年中、発生する。
 傘は直径2.5~6㎝、初期には楕円状(oval)、その後、広円錐形~鐘形。背面は乾き、粉状~鱗片状、縁は条線又は溝線が中央近くまであり、鮮黄色~淡黄色、しばしば中央が濃くなる。ひだは離生、黄色~淡黄色、密につく。柄は長さ3~10㎝、幅1~5㎜、ほぼ円筒形か先が細く、平滑~粉状色、早落性の黄色のつばがあり、これが無いことも多い。肉は味が温和か苦い。胞子紋は白色。胞子は長さ8~13µm、幅5~9µmの楕円形、平滑、偽アミロイド、厚壁、小孔(発芽孔)がある。未熟な坦子器は膨れる。縁シスチジアは長さ30~50µm、幅10.5~13µmの近紡錘形(片側が膨れた又は不規則)、薄壁。側シスチジアは無い。
コガネキヌカラカサタケ
コガネキヌカラカサタケ3
コガネキヌカラカサタケ幼菌
発生時期
大 き さ 小型 直径2.5~6㎝
栄養摂取 腐生菌
発生場所 林内、道端、畑、温室などの腐植土上 
分  布 世界の熱帯、亜熱帯に広く分布
食  毒 不食
撮  影 蒲郡市 16.9.16
岡崎市 09.7.30
コガネキヌカラカサタケ傘
コガネキヌカラカサタケ傘の鱗片
コガネキヌカラカサタケひだ
コガネキヌカラカサタケ柄
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