子実体は高さ6~12(20)㎝、幅8~16(25)㎝、西洋独楽(こま)形=ベッグ・トップ形。頭部は半球形~饅頭形、幼時白色、成熟すると淡灰褐色、外皮は厚さ0.3~0.5㎜と厚く、菊目模様(モザイク状)の網目があり、成長すると網目から亀裂が入り、熟すと剥離する。基本体は内皮に包まれ、幼時、白色のハンペン状~青黄色、熟すと褐色の古綿状の胞子塊となる。頭部の下に逆円錐形の無性基部がある。無性基部は頭部と同色~淡色、表面の網目が浅く、頭部内部との境に隔壁がある。胞子は青黄色、直径3~4.5(5.5)µmの球形、平滑~微細な刺状突起が散生し、無柄~ときに短柄、1個の油滴を含む。弾糸は黄褐色(青黄色)、厚壁、直径5~17µm、壁厚1.5~3µm、少し分岐があり、切れやすく、線形~楕円形の小孔がある。
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