子実体は花弁状、直径1~4㎝の八重花状に集まってつき、扁平、縁が角張り、ゼラチン質、透明感のある黄色、古くなると白色透明になり、加熱すると橙色になる。子実層は子実体の全面に形成される。肉は寒天質(やや硬いゼラチン質)、乾くと軟骨質紙状、無味無臭。坦子器はシロキクラゲ型(下位坦子器が類球形)、下位坦子器は長さ12~16(18)µm、幅11~13µm、4又は2室に仕切られ、各室から伸びる上位坦子器は幅約3µmの円柱形。胞子紋は白色。胞子は無色、長さ8~12(14)µm、幅5~8(10)µmの楕円形、平滑。菌糸にクランプがある。
コガネニカワタケTremella mesenterica はよく似ていて縁が角張らない。古くなると橙色になる。下位の坦子器は16~25µm、幅12~21µmと大きく、胞子もやや大きい。
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