きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 カメムシタケ  亀虫茸
別  名 ミミカキタケ
中国名 垂头虫草 chui tou chong cao
学  名 Cordyceps nutans Pat.
Cordyceps bicephala subsp. nutans (Pat.) Moureau
Ophiocordyceps nutans (Pat.) G.H. Sung, J.M. Sung, Hywel-Jones et Spatafora
分  類 子嚢菌門 チャワンタケ亜門  フンタマカビ綱 ボタンタケ亜綱 ボタンタケ目(Hypocreales)
科  属 バッカクキン科  Clavicipitaceae 冬虫夏草属
 冬虫夏草属 Cordyceps はオフィオコルジセプス属 Ophiocordyceps に変更する見解もある。
 カメムシ類に寄生し、カメムシが落葉の下で越冬中に寄生すると考えられている。虫の胸部から子実体(有柄の子座)が単生~数本束生する。子座は長さ(5)9~22㎝、紡錘形の頭部と長い柄からなる。柄は長さ4~16㎝、幅0.5~1黒色の針金状、不規則に屈曲する。頭部は長さ5~12㎜、幅1.5~3㎜の紡錘形~短円柱形、、朱橙色~赤色、わずかに疣状、直立する。子嚢殻は子座頭部の外被層に完全に埋生し、多数つき、長さ500~630(1000)µm、幅145~200(300~570)µmの狭卵円形~長頚フラスコ形、頭部が屈曲する。子嚢は長さ330~400( 340~700)µm、幅7~8(6.3~7.9)µm、長円筒形、8胞子.。胞子は無色、糸状、8本束になり、多数の隔壁からバラバラに分かれ、2次胞子になる。2次胞子は長さ6.5~10(8.7~11.1)µm、幅1.4~1.6(1.6~2.6)µm、惰円形、平滑。
発生時期 夏~秋
大 き さ 小型~中型
栄養摂取 寄生菌 
発生場所 林内、庭園、道端の地上
分  布 日本、朝鮮、中国、台湾、ニューギニア
食  毒 不食
撮  影 新城市 14.9.29
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