中 国 名	白黄小脆柄菇　bai huang xiao cui bing gu
英　　名	common psathyrella , suburban psathyrella
学　　名	Psathyrella candolleana (Fr.) Maire
分　　類	坦子菌門　ハラタケ亜門　ハラタケ綱　ハラタケ亜綱　ハラタケ目(Agaricales)
科　　属	ナヨタケ科　 Psathyrellaceae 　ナヨタケ属

　広葉樹の枯木などや周辺の地上に群生、束生する。傘は直径3～5(11)㎝、卵形～鐘形～中高扁平、縁に内被膜が垂れ下がる。背面は乾き、しばしば放射状に浅い小じわがあり、幼時は蜜黄色、乾くとはっきり色が変わり、淡褐色～白色近くになり、成熟すると内被膜も脱落して、放射状に裂け目が出来る。ひだはやや密～密につき、直生～ほぼ離生し、初め帯白色、しだいに灰色を帯び、後に暗褐色になる。柄は長さ4～8(13)㎝、幅2～5(8)㎜、上下同径、もろく、白色、中空、無毛又は微毛があり、つばは欠く、ときにに内被膜が環状に残ることがある。肉は非常に薄く、もろく、帯褐色～帯白色、無味無臭。傘表面のKOHaq反応はピンク色～ライラックグレイ～褐灰色。胞子紋は暗紫褐色。胞子は長さ6.5～9..5µm、幅3.5～5µmの端が切形の楕円形、平滑、KOHaqで暗褐色。縁シスチジアは長さ26～53µm、幅6～17µmの瓢箪形～ヘチマ形、薄壁、KOHで無色。側シスチジアは無い。