学　　名	Daedaleopsis styracina (P.Henn. et Shirai) Imazeki
分　　類	坦子菌門　ハラタケ亜門　ハラタケ綱　タマチョレイタケ目（Polyporales）
科　　属	タマチョレイタケ科　 Polyporaceae　 チャミダレアミタケ属

　子実体は半背着生、重生する。傘は幅2～4㎝、長さ1～3㎝、厚さ4～6㎜の上部が腕木形にせり出し、半円形、ときに棚状になる。背面は乾き、初期には暗黄土色、微毛があり、後に脱落し、黒～暗赤褐色～黄土色などの狭い環紋になり、周囲には放射状のしわがある。柄は無い。腹面は灰白色～材木色、粗いひだ状～迷路状、溝の間隔は広く（1）1.5～2.5㎜、深さ3～4㎜、肉は汚白色、薄い革質、無味、無臭。胞子は無色、長さ8～8.5（11～14）µm、幅2～2.5（4）µmの円柱形、非アミロイド。傘上皮層は粒状のこぶをもつ変形菌糸からなる。菌糸は3菌糸型、原菌糸にクランプがある。骨格菌糸は幅3～5µm。
　チャカイガラタケは傘がやや大きく、背面がこげ茶色～茶褐色。腹面はひだが放射状で、ひだの間隔が狭く、0.5～1㎜程度と密につく。