きのこ図鑑
Flora of Mikawa 
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 アミガサタケ  網笠茸
中国名 羊肚菌 yang du jun
英  名 common morel , yellow morel
学  名 Morchella esculenta (L.) Pers. var. esculenta
分  類 子嚢菌門 チャワンタケ亜門 チャワンタケ綱 チャワンタケ目(Pezizales)
科  属 アミガサタケ科  Morchellaceae アミガサタケ属
 子嚢果は直生し、高さ5~12㎝、塊状の頭部と柄からなり、頭部、柄とも中空。頭部は長さ2.5~5.5㎝、幅2~4㎝の卵形~卵状円錐形、淡褐色~黄褐色~帯赤褐色、肋脈に囲まれた多数の蜂の巣状の窪みに子嚢を多数つけた子実層(子嚢層)を形成する。柄は長さ2.5~6.5㎝、幅0.8~1.5㎝の円筒形、白色~黄白色、表面に凹凸や縦しわがある。肉は厚さ約2㎜、薄くてもろく、ほぼ白色で傷つけても変色することはない。胞子紋は橙褐色。子嚢は長さ200~350µm、幅15~20µm、円筒状棍棒形.、8胞子、1列。胞子は無色、長さ17~25µm、幅11~15µm、惰円形、平滑。側糸は幅約2µm、先端が肥大し、幅約4µm、下方で分岐し、隔壁がある。
 マルミアミガサタケ var. rotunda は頭部が類球形。
 チャアミガサタケ var. umbrina は頭部の窪みが暗褐色~オリーブ暗褐色。
発生時期
大 き さ 小型~中型
発生場所 林内、庭園、道端の地上
分  布 世界に広く分布
食  毒 可食(生食不可)
撮  影 豊田市 05.5.1
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