ユズリハ科 Daphniphyllaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-ユキノシタ目(Saxifragales) トウダイグサ科から分けられた。 |
分布 | 1属25~30種があり、インド、スリランカ~オーストラリアなあるが、東あじあ、東南アジアを中心に分布する。 |
特徴 | 落葉高木又は低木、小枝は葉痕と皮目がある。葉は互生し、普通、小枝の先に集まり、単葉、全縁、長い葉柄があり、無托葉、花序は総状花序、腋生、単生、基部に苞がある。花は単性、ときに不稔。萼は3~6深裂、宿存性又は脱落性。花弁は無い。雄花は雄しべが5~12(~18)個、1輪に、放射状につく。花糸は葯より短く、葯は月形、側面に縦の裂開があり、葯隔は突き出る。雌花は仮雄しべが無く、又は5~10個ある。子房は卵形~楕円形、2室。心皮は2個。胚珠は室に2個、 倒生又は下垂。花柱はごく短く、枝は2個、反曲又は渦巻き状、宿存性、内面に沿下する柱頭がある。核果は卵形又は楕円形、いぼ状又は表面に不明瞭ないぼ状のしわがあり、しばしば、白粉を帯びる。分果は肉質。核は硬く、外種皮は膜質、胚乳は肉質。胚は小さい。子葉は半円柱形、幼根は円柱形。 |
栽培 | ユズリハ、ヒメユズリハが縁起の良い木として庭木にされている。 |
ユズリハ属 | ヒメユズリハ | Daphniphyllum teijismannii Zoll. ex Kurz. |
ユズリハ | Daphniphyllum macropodum Miq. |