サギゴケ科 Mazaceae

分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids)-シソ類(Lamiids)-シソ目(Lamiales)
サギゴケ科はハエドクソウ科からに独立した。
【サギゴケ科の3属】
Dodartia Tourn. ex L. , Lancea Hook.f. & Thomson , Mazus Lour(サギゴケ属)
分布 世界に3属約36種があり、東アジア、オーストラリアに分布し、中央アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカに広がっている。
特徴 草本、一年生または多年生、肉質ではなく、独立栄養(完全植物性)。茎は水平から斜上または直立、4角(かど)がある。 葉は普通、茎葉と根生葉[根生葉のみ]、対生、単葉。托葉はない。葉柄は有または無。葉身は肉質ではなく、革質ではなく、縁は全縁、歯があり、または分裂する。花序は花茎がありまたは頂生の総状花序。花は両性、花被と、雄しべ群は子房下。萼片は5個、下部が合着する。萼は放射相称。花弁は5個、下部が合着。花冠は左右相称、2唇形、筒状。雄しべは4本、花冠の喉部につき、2強雄しべ。仮雄しべはない。雌しべは1本、2心皮。子房は上位、2室、中軸胎座。胚珠は倒生、 単珠皮性、厚層型珠心。花柱は1本。柱頭は1個、頭状でわずかに2裂。果実は蒴果、 胞背裂開[肉質、液果状(Lancea)]。種子は20~40個、黄褐色、楕円形。 胚は真っすぐ、胚乳はまばら。
サギゴケ属 サギゴケ(ムラサキサギゴケ) Mazus miquelii Makino
シロバナサギゴケ Mazus miquelii Makino form. albiflorus (Makino) Makino
シロバナトキワハゼ Mazus pumilus (Burm.f.) Steenis form. senanensis (Asai) Yonek.
トキワハゼ Mazus pumilus (Burm.f.) Steenis