ニレ科 Ulmaceae

分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群(Superrosids)-バラ類(Rosid)-窒素固定クレード(nitrogen‑fixing clade)-バラ目(Rosales)
  アムペロケラ属(Ampelocera)、 カエタクメ属(Chaetachme)、 ハリケヤキ属(Hemiptelea)、 ホロプテレア属(Holoptelea) 、フィロスティロン属(Phyllostylon)、 プラネラ属(Planera)、 ニレ属(Ulmus) 、ケヤキ属(Zelkova)
 新分類(APG)ではニレ亜科のエノキ属、ムクノキ属などはアサ科に変更された。
分布  世界の熱帯~温帯に約8属60種が分布し、特に北半球に多く見られる。日本にはケヤキ、アキニレなどが自生する。
特徴 高木~低木。葉は普通、互生し、単葉。葉身の基部が不相称のものが多い。托葉がある。花は、小さく、普通、風媒花、両性又は単性(雌雄同株)、放射相称。雄しべは普通、花被片と同数、ときに2倍、花被片に対生する。葯は2室。雌しべは2心皮。子房上位、胚珠1個、珠皮2。花柱はごく短く、柱頭は2個、線形。果実は翼果、堅果。
用途 材質が硬く、木目も美しいため、木材としての利用価値が高い。ケヤキなどは公園によく植えられている。。
ケヤキ属 ケヤキ Zelkova serrata Makino
ニレ属 アキニレ Ulmus parvifolia Jacq.