コミカンソウ科 Phyllanthaceae
分類 | 被子植物(angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-バラ上群 (Superrosids)-バラ類(Rosid)-マメ類(Fabids)-COMクレード(COM clade)-キントラノオ目(Malpighiales) トウダイグサ科から分けられた。 |
分布 | 世界中に約60属約2000種が分布し、主に熱帯、温帯の温暖な地域に自生する。 |
特徴 | 双子葉植物離弁花類 草本、木本、多年生又は1年生、落葉又は常緑、雌雄同株又は雌雄異株。葉は互生し、まれに対生、単葉(Bischofiaは複葉)、托葉が有り[まれに無く]、葉柄は普通、ある(ときに、欠く)。葉身は全縁又は円鋸歯状、葉脈は羽状脈。花序は単性又は両性、腋生[まれに腋窩上又は頂生]、総状花序様の又は円錐花序様[穂状花序様]の密穂花序(thyrses)、集散花序、密散花序(fascicles)、又は糸玉形(glomes)、又は花が単生。花は単性、花被は子房下であり、花托筒は無い。萼片は4~6個、分離又は基部~ほとんど合着し、花弁は0又は[4~]5[~6]個、分離。,蜜腺は有又は無。雄しべは2~5[~50]個、分離又は合着、離生。葯は縦の隙間から裂開する。雌しべ1個。 心皮は[2~]3~10[~15]個。子房上位、[2~]3~10[~15]室、中軸胎座。胚珠は室に2個、倒生又は半倒生。花柱は [2~]3~10[~15]個、分離又は合着、不分枝又は2裂。柱頭は[2~]3~10[~15]個(花柱の分裂数と同じ)。果実は普通、蒴果、胞間裂開(普通、分離果で宿存性の軸柱から別れる分果があり、分果は普通、胞背裂開)、ときに液果又は核果。種子は室に1~2個。 |
栽培 | マラッカノキ(ユカン 油柑)の果実はインドで古くから食用・薬用に利用されている。キダチコミカンソウ Phyllanthus amarusなども薬用植物として栽培されている。 |
コミカンソウ属 | コミカンソウ | Phyllanthus urinaria L. |
ナガエコミカンソウ | Phyllanthus tenellus Roxb. | |
ヒメミカンソウ | Phyllanthus ussuriensis Rupr. et Maxim | |
ヒトツバハギ属 | ヒトツバハギ | Flueggea suffruticosa (Pall.) Baill. |