イワウメ科 Diapensiaceae
分類 | 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キク類(Asterids)-ツツジ目(Ericales) |
分布 | 北半球の中緯度から北部に約6属約15種が分布し、日本にはイワウチワ属、イワカガミ属の数種が分布する。 |
特徴 | 多年草、小低木(shrublet)。平伏又は傾伏、常緑、 ほぼ無毛。托葉は無い。葉は単葉、螺旋状に配置又は互生し、しばしば密生し、ほぼ無柄又は有柄、脈は羽状。花は両性、放射相称、単生又は頭状の総状花序につく。萼は5裂、宿存性。萼裂片は分離し、覆瓦状。花冠は基部で合着し、先は分裂し、落ちやすい。花冠裂片は5個、広がる。雄しべは5(又は10)個、花冠着生。花冠裂片が5個なら、裂片に互生する。仮雄しべはあれば5個、花冠着生、花冠裂片に対生し、鱗片状又はへら状。葯は1又は2室、すき間から裂開する。子房上位、3(又は5)室。胚珠は多数、主軸につき、倒生胚珠又は曲生胚珠。花柱は1個。柱頭は分裂し、頭状又は円盤状(disciform)。果実は3(又は5)室の蒴果、胞背裂開。種子は多数、小さく、円柱形。胚乳は豊富。胚は直線状又はわずかに曲がる。 |
イワカガミ属 | コイワカガミ | Schizocodon soldanelloides Sieb. et Zucc. forma alpinus Maxim. |
ヤマイワカガミ | Schizocodon ilicifolius Maxim. var. intercedens (Ohwi) T.Yamaz. |