アワブキ科 Sabiaceae

分類 被子植物(Angiosperm)-真正双子葉類(Eudicots)-アワブキ目(Sabiales)
APGⅢではアワブキ科だけのアワブキ目(Sabiales)に入れている。
分布 東アジアと中南米の熱帯から暖帯にかけて世界に約3属約80種、日本にはアワブキ、ミヤマハハン、ヤマビワ、アオカズラなどアワブキ属6種とアオカズラ属1種が自生する。
特徴 高木~低木又は藤本。落葉又は常緑。葉は単葉または羽状複葉、互生し、托葉はない。花は両性又は、両性花と雄花が同一株に混じる雑居性、円錐花序~集散花序につき、ときに単生する。花は小さく、花弁(4)5(6,7)個。花弁の2個が小鱗片状になるものがある。雄しべ(4)5個は花弁と対の位置につき、その2~3個が仮雄しべとなるものがある。果実は液果(核果)又は乾果、花柱は宿存性。
用途  利用できるものは少なく、家具材、建築材などに利用されるものがある
アワブキ属  アワブキ Meliosma myriantha Siebold et Zucc.
ミヤマハハソ Meliosma tenuis Maxim.