ヤエベニシダレ 八重紅枝垂

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Flora of Mikawa

バラ科 Rosaceae サクラ属 サクラ亜属

別 名 エンドウザクラ(遠藤桜)
学 名 Prunus itosakura Siebold 'Yaebenishidare'
 synonym Prunus pendula Maxim. 'Pleno-rosea'

 synonym Cerasus spachiana Lavalee ex H.Otto form. spachiana 'Yaebenishidare'

 synonym Cerasus spachiana Lavalee ex H.Otto 'Pleno-rosea'

ヤエベニシダレ花序
ヤエベニシダレの萼
ヤエベニシダレ花
ヤエベニシダレの蕾
ヤエベニシダレ
ヤエベニシダレの垂れた枝
花 期 3~4月
高 さ 15~20m
生活型 落葉高木
生育場所 公園、寺院
分 布 園芸品種
撮 影 幸田町  12.4.2
サクラ属・サクラ亜属の栽培種。野生種のエドヒガン系の枝がしだれ、花弁が多く、花色が濃い園芸品種、江戸時代から栽培されている。日本各地に植えられ、特に、仙台市内に多く、仙台八重枝垂ともいわれる。京都の平安神宮も有名である。幸田町の幸田文化公園には約350本が植えられ、毎年、4月上旬に幸田しだれ桜まつりが開催されている。この公園にはエドヒガンのかなり大きい木があり、オオシマザクラなども見られる。
 花以外はエドヒガンの枝が枝垂れるイトザクラ(シダレザクラ)とほぼ同じ。萼筒は濃紅紫色、太い壷形であり、有毛。花弁はやや捻じれ、15~20個つく。イトザクラの学名は最近ではエドヒガンに含め、エドヒガンと区別しない。