タイサンボク 泰山木、大山木

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Flora of Mikawa

モクレン科  Magnoliaceae モクレン属

別 名 ハクレンボク
中国名 荷花木兰 he hua mu lan
英 名 bull bay , southern magnolia
学 名 Magnolia grandiflora L.
タイサン花横
タイサンボクの雌しべと雄しべ
タイサンボクの花
タイサンボクの花後と落ちた雄しべ
タイサンボク幹
タイサンボク
タイサンボク葉表
タイサンボク葉裏
タイサンボク葉裏2
花 期 6~7月
高 さ 15~30(37)m
生活型 常緑高木
生育場所 寺院、公園、庭
分 布 帰化種  北アメリカ原産
撮 影 田原市    14.6.19
北アメリカ原産、世界中で広く栽培されている。
 幹は淡褐色~灰色、皮目がまばらにある。葉は互生し、長さ (7.5)13~20(26)㎝、幅(4.5)6~10(12.5)㎝の長楕円形~倒卵状楕円形、厚い革質、全縁、側脈は8~10対。葉表は光沢があり、葉裏は褐色の毛が密生する。葉柄は長さ2~3㎝。花は強い芳香があり、直径15~30(45)㎝、枝先に上向きにつく。花被片は9個、白色、長さ6~10㎝、幅5~7㎝の倒卵形。雄しべは長さ約2㎝、多数の雌しべを取り巻い、多数つき、花糸は紫色、葯隔は微突起になる。果実は袋果の集合果、長さ8~12㎝、幅4~5㎝の惰円形、褐色~淡灰黄色の毛が密生する。袋果は2個の種子を入れる。種子は長さ(9)12~14㎜、幅約6㎜、仮種皮が赤色。2n=114
 ホオノキ Magnolia obovata は葉が長さ20~40㎝と大きく倒卵形、葉裏は白色を帯びる。花は直径約15㎝。
 オオヤマレンゲ Magnolia sieboldii subsp. japonica は葉がホウノキより幅広く、長さ7~12㎝、倒卵形~広卵形、先が尖る。花は直径5~10㎝。