スズカカンアオイ 鈴鹿寒葵

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Flora of Mikawa

ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae  カンアオイ属

学 名 Asarum rigescens F.Maek. var. brachypodion T.Sugaw
Heterotropa kooyana (Makino) F. Maek. var. brachypodion (F. Maek.)F. Maek.
スズカカンアオイの花
スズカカンアオイの花
スズカカンアオイの花の内部
スズカカンアオイの葉身
スズカカンアオイ
スズカカンアオイ卵形の葉
スズカカンアオイ広卵形の葉
花 期 3~5月
高 さ 地をはう
生活型 多年草
生育場所 林内
分 布 在来種(日本固有種) 本州(東海地方、近畿地方、北陸西部地方)
撮 影 昭和の森  03.4.16
葉には水滴状の斑紋があることが多く、卵形~広卵形で、基部は心形。葉柄は長く、紫色を帯びる。萼筒は円筒形で短く、3個の萼裂片が長三角形で、萼筒より長く大きいのが特徴である。三河の西地域ではこのスズカカンアオイが多い。細かくは萼筒内部の網目の隆起線の数で判定する。スズカカンアオイの網目の隆起線は少なく、縦約10本、横2~4本。
 渥美半島地域で見られるカンアオイの網目の隆起線はやや多く、縦9~12本、横4~6本。三河地域で普通に見られるヒメカンアオイは縦18~21本、横4~6本。イワタカンアオイは縦約30本、横約10本。