シラカシ 白樫
Flora of Mikawa
ブナ科 Fagaceae コナラ属
中国名 | 小叶青冈 xiao ye qing gang |
英 名 | bamboo-leaf oak, Chinese evergreen oak, Japanese whiteoak |
学 名 | Quercus myrsinifolia Blume synonym Cyclobalanopsis myrsinifolia (Blume) Oerst. synonym Quercus myrsinaefolia Blume synonym Cyclobalanopsis myrsinaefolia (Blume) Oerst. |
花 期 | 5月 |
高 さ | 10~20m |
生活型 | 常緑高木 |
生育場所 | 山地、公園、庭 |
分 布 | 在来種 本州(新潟県、福島県以南)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ラオス、タイ、ベトナム |
撮 影 | 蒲郡市 12.10.12 |
和名は、材がアカガシに比べて淡色であることから。庭木や生垣によく使われている。学名はQuercus myrsinaefolia とQuercus
myrsinifoliaが使われている。Quercus myrsinifolia が正しいようである。
幹は灰黒色で、皮目が縦に並び、割れ目はない。葉は互生し、やや革質、長さ7~14㎝の狭長楕円形、葉先は尖り、基部は楔形。葉の先から2/3以上に浅い鋸歯がある。葉表は光沢があり、裏は灰緑色。葉柄は長さ1~2㎝。雌雄同株。雌花序は新芽の葉脇につき、短く立ち上がり、雌花を3~4個つける。雄花序は長さ5~12㎝、垂れ下がる。雄花は褐色の苞の脇に1~3個ずつつく。果実は長さ1.5~1.8㎝の卵形の堅果で、その年の秋に熟す。殻斗は長さ約10㎜と深く、横縞の輪が6~8個、灰白色の細毛が密生する。2n=24
ウラジロガシは、葉の鋸歯が鋭く、裏面が粉白色。堅果がやや幅広く、広卵形。
イチイガシは葉の鋸歯が葉の先1/2程度で、裏に黄褐色の星状毛が密生する。
アラカシは葉の鋸歯が粗く、葉の先から1/2程度までしかない。堅果も丸く、卵球形。
幹は灰黒色で、皮目が縦に並び、割れ目はない。葉は互生し、やや革質、長さ7~14㎝の狭長楕円形、葉先は尖り、基部は楔形。葉の先から2/3以上に浅い鋸歯がある。葉表は光沢があり、裏は灰緑色。葉柄は長さ1~2㎝。雌雄同株。雌花序は新芽の葉脇につき、短く立ち上がり、雌花を3~4個つける。雄花序は長さ5~12㎝、垂れ下がる。雄花は褐色の苞の脇に1~3個ずつつく。果実は長さ1.5~1.8㎝の卵形の堅果で、その年の秋に熟す。殻斗は長さ約10㎜と深く、横縞の輪が6~8個、灰白色の細毛が密生する。2n=24
ウラジロガシは、葉の鋸歯が鋭く、裏面が粉白色。堅果がやや幅広く、広卵形。
イチイガシは葉の鋸歯が葉の先1/2程度で、裏に黄褐色の星状毛が密生する。
アラカシは葉の鋸歯が粗く、葉の先から1/2程度までしかない。堅果も丸く、卵球形。