シラゲヒメジソ 白毛姫紫蘇

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae イヌコウジュ属

別 名 ヒカゲヒメジソ
中国名 毛台灣乾汗草 mao tai wan qian han cao
学 名 Mosla hirta (H.Hara) H.Hara

 synonym Mosla dianthera (Buch.-Ham. ex Roxb.) Maxim. var. nana (H.Hara) Honda

シラゲヒメジソの花序
シラゲヒメジソの花
シラゲヒメジソ花横、上萼歯
シラゲヒメジソの萼
シラゲヒメジソの茎
シラゲヒメジソ></div>
            <div class=シラゲヒメジソの葉表
シラゲヒメジソの葉裏
シラゲヒメジソの葉表の毛
シラゲヒメジソの葉裏の毛と腺点
花 期 9~10月
高 さ 20~50㎝
生活型 1年草
生育場所 林縁
分 布 在来種  本州、四国、九州、朝鮮、台湾
撮 影 新城市  13.9.25
ヒメジソに似て、毛が多く、葉の表面に白色の長毛がある。最近では学名はヒメジソに含め、区別されない。
 茎は4綾形で、直立し、よく枝分かれする。茎にも腺点があり、綾には下向きの短毛とやや開出する長毛がある。葉は対生し、長さ3~5㎝、幅1.5~3㎝、両面に長い軟毛があり、葉裏の腺点が目立ち、臭いが強い。葉縁に6~11対の鋸歯がある。花序は総状で、花が2個の仮輪が多数つく。花冠は長さ3~4㎜の淡紅紫色の唇形花。萼は長毛があり、腺点が密生し、上萼歯の先の尖りがやや鋭い。果実は4分果。
 イヌコウジュは葉の縁の鋸歯が6~13対と多く、鈍鋸歯。葉は狭卵形~卵形である。上萼歯の先も鋭いことが多い。また、イヌコウジュは腺点が多く、臭いが強くいやみがある。