センニンソウ 仙人草
Flora of Mikawa
キンポウゲ科 Ranunculaceae センニンソウ属
中国名 | 圆锥铁线莲 yuan zhui tie xian lian |
英 名 | sweet autumn clematis,autumn clematis,Japanese clematis |
学 名 | Clematis terniflora DC. Clematis maximowicziana Franch. et Sav. |
花 期 | 8~9月 |
高 さ | つる性 |
生活型 | 常緑半低木 |
生育場所 | 日当たりのよい道端、林縁 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、モンゴル |
撮 影 | 蒲郡市神ノ郷町 09.6.25 |
北アメリカ、ヨーロッパに帰化している。
草本のような木本つる性半低木植物。茎の基部は木質化する。葉は奇数羽状複葉、小葉は3~7個。小葉は全縁、先の尖った卵形が多いが、尖らないもの、幅が広いもの、切れ込みが一部あるものなど変化が多い(葉の変化参照)。花序は円錐状で、立ち上がり、多数の花をつけるのでよく目立つ。花は直径2~3㎝、十字形の花弁に見えるのは白色の萼片。雄しべ多数、長さ3~7㎜。雌しべ10個程度。果実(痩果)は数個が固まってつき、長さ6~9㎜の扁平な卵形、短い伏毛がまばらにあり、橙黄色。花柱は約3㎝に伸びて果実に残り、白色の長い羽根状の毛があり、果実が熟すと風で散布される。和名はこの白毛を仙人の白髭に見立てたもの。茎や葉に触れるとかぶれを起こすことがあるので注意が必要。2n=48
類似のボタンヅルは葉が1回3出複葉、先が鋭く尖り、粗い鋸歯がある。痩果が暗褐色、やや小さく、開出毛が密生する。
コボタンヅルは葉が2回3出複葉。
草本のような木本つる性半低木植物。茎の基部は木質化する。葉は奇数羽状複葉、小葉は3~7個。小葉は全縁、先の尖った卵形が多いが、尖らないもの、幅が広いもの、切れ込みが一部あるものなど変化が多い(葉の変化参照)。花序は円錐状で、立ち上がり、多数の花をつけるのでよく目立つ。花は直径2~3㎝、十字形の花弁に見えるのは白色の萼片。雄しべ多数、長さ3~7㎜。雌しべ10個程度。果実(痩果)は数個が固まってつき、長さ6~9㎜の扁平な卵形、短い伏毛がまばらにあり、橙黄色。花柱は約3㎝に伸びて果実に残り、白色の長い羽根状の毛があり、果実が熟すと風で散布される。和名はこの白毛を仙人の白髭に見立てたもの。茎や葉に触れるとかぶれを起こすことがあるので注意が必要。2n=48
類似のボタンヅルは葉が1回3出複葉、先が鋭く尖り、粗い鋸歯がある。痩果が暗褐色、やや小さく、開出毛が密生する。
コボタンヅルは葉が2回3出複葉。