サラサドウダン 更紗灯台
Flora of Mikawa
ツツジ科 Ericaceae ドウダンツツジ属
別 名 | フウリンツツジ |
学 名 | Enkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 2~5m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 山地の林内、林縁、岩場 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 北海道、本州(近畿地方以東)、四国 |
撮 影 | 設楽町 05.5.8 |
在来種であるが、ドウダンツツジと同じようによく栽培されている。
幹は暗赤褐色~灰褐色。葉は互生し、枝先に集まり、長さ3~7㎝、幅1.5~3.5㎝の倒卵状惰円形、葉縁には細かい鋸歯がある。葉柄は長さ5~12㎜。長さ2~3㎝の短い花序が垂れ下がり、花を5~10個つける。花冠は長さ8~12㎜、先が5裂し、裂片は円く、淡紅白色に赤い縦筋がある。花柄は長さ1~2㎝。雄しべ10個、花糸は有毛。花柱が花冠から突き出ない。蒴果は長さ6~8㎜の惰円形、垂れ下がって上向きになる。種子は長さ約5㎜、周囲に不規則な翼がある。
カイナンサラサドウダンEnkianthus sikokianus は本州(愛知県、三重県、和歌山県)、四国に分布する。長さ4~9㎝の細長い花序に8~20個の花を下垂する。花冠は長さ7~8㎜、先が5裂し、緑色を帯びた朱色。蒴果は垂れ下がって上向きになる。
ドウダンツツジ form. perulatus は高知県の錦山の蛇紋岩地帯に自生している。栽培種となっており、ヒロハドウダンツツジの中から選んだ園芸品種とも考えられている。また、葉幅の中間的なものも存在し、区別せず、すべてドウダンツツジとする見解もある。葉幅が8~15㎜と狭く、花冠は白色、長さ7~9㎜の卵状壺形、花冠の基部が萼片と萼片の間で隆起する。蒴果は上向きにつく。
ベニドウダン Enkianthus cernuus form. rubens は本州(関東~近畿地方)、四国、九州に分布する。花序が長さ3~4㎝。花が濃紅色。花冠の先が不揃いに細裂し、裂片は鋭い三角形。花柱が花冠から突き出る。蒴果は垂れ下がって上向きになる。
幹は暗赤褐色~灰褐色。葉は互生し、枝先に集まり、長さ3~7㎝、幅1.5~3.5㎝の倒卵状惰円形、葉縁には細かい鋸歯がある。葉柄は長さ5~12㎜。長さ2~3㎝の短い花序が垂れ下がり、花を5~10個つける。花冠は長さ8~12㎜、先が5裂し、裂片は円く、淡紅白色に赤い縦筋がある。花柄は長さ1~2㎝。雄しべ10個、花糸は有毛。花柱が花冠から突き出ない。蒴果は長さ6~8㎜の惰円形、垂れ下がって上向きになる。種子は長さ約5㎜、周囲に不規則な翼がある。
カイナンサラサドウダンEnkianthus sikokianus は本州(愛知県、三重県、和歌山県)、四国に分布する。長さ4~9㎝の細長い花序に8~20個の花を下垂する。花冠は長さ7~8㎜、先が5裂し、緑色を帯びた朱色。蒴果は垂れ下がって上向きになる。
ドウダンツツジ form. perulatus は高知県の錦山の蛇紋岩地帯に自生している。栽培種となっており、ヒロハドウダンツツジの中から選んだ園芸品種とも考えられている。また、葉幅の中間的なものも存在し、区別せず、すべてドウダンツツジとする見解もある。葉幅が8~15㎜と狭く、花冠は白色、長さ7~9㎜の卵状壺形、花冠の基部が萼片と萼片の間で隆起する。蒴果は上向きにつく。
ベニドウダン Enkianthus cernuus form. rubens は本州(関東~近畿地方)、四国、九州に分布する。花序が長さ3~4㎝。花が濃紅色。花冠の先が不揃いに細裂し、裂片は鋭い三角形。花柱が花冠から突き出る。蒴果は垂れ下がって上向きになる。