サクラタデ 桜蓼

Flora of Mikawa
タデ科 Polygonaceae イヌタデ属
中国名 | 显花蓼 xian hua liao |
学 名 | Persicaria odorata (Lour.) Sojak subsp. conspicua (Nakai) Yonek. Persicaria conspicua (Nakai) Nakaiex Ohki Polygonum conspicuum (Nakai) Nakai Polygonum japonicum Meisn. var. conspicuum Nakai [Flora of China] |









花 期 | 9~10月 |
高 さ | 50~100㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 水辺や湿地、水田の畔 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾 |
撮 影 | 幸田町 06.10.22 |
和名は花の色と形が桜に似ていることに由来する。日本産のタデ属の中で花が最も大きい。学名は多説あり、YListの米倉先生の説とした。
葉は互生し、長さ5~12㎝の披針形、先は鋭く尖る。葉縁と脈上にやや硬い毛がある。托葉鞘は褐色、長さ7~15㎜、縁毛は長さ4~7㎜。花序は1~3本に分枝し、細長く、曲がるが、先はあまり垂れ下がらない。花柄は細く、やや長い。花被は淡紅色、腺点があり、5深裂し、長さ5~6㎜。雌雄異株。雄花は雄しべが雌しべより長く、花被からやや突き出す。雌花は雌しべが雄しべより長い。花柱は3個(3裂)。痩果は長さ約3㎜の3稜形、赤褐色から黒色に熟し、ざらつき光沢は少ない。2n=44
類似種の花が真っ白なものはシロバナサクラタデであり、花序枝が多く、花が小型で、托葉鞘が濃い褐色。花柱が2個(2裂)のものが多く、痩果もレンズ形が多い。
ボントクタデは花が似ているが、花が小さく、花序も細い。
葉は互生し、長さ5~12㎝の披針形、先は鋭く尖る。葉縁と脈上にやや硬い毛がある。托葉鞘は褐色、長さ7~15㎜、縁毛は長さ4~7㎜。花序は1~3本に分枝し、細長く、曲がるが、先はあまり垂れ下がらない。花柄は細く、やや長い。花被は淡紅色、腺点があり、5深裂し、長さ5~6㎜。雌雄異株。雄花は雄しべが雌しべより長く、花被からやや突き出す。雌花は雌しべが雄しべより長い。花柱は3個(3裂)。痩果は長さ約3㎜の3稜形、赤褐色から黒色に熟し、ざらつき光沢は少ない。2n=44
類似種の花が真っ白なものはシロバナサクラタデであり、花序枝が多く、花が小型で、托葉鞘が濃い褐色。花柱が2個(2裂)のものが多く、痩果もレンズ形が多い。
ボントクタデは花が似ているが、花が小さく、花序も細い。