リュウノウギク 竜脳菊
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae キク属
学 名 | Chrysanthemum makinoi Matsum. et Nakai synonym Chrysanthemum japonicum (Makino) Kitam. |
花 期 | 10~11月 |
高 さ | 40~80㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 日当たりの良い山地、丘陵 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州 |
撮 影 | 三ヶ根山 01.11.04 |
茎、葉に竜脳のような香りの揮発油が含まれ、葉を手でもむと良い香りがする。キクほど臭いは強くない。茎は細く、斜上し、斜面から垂れ下がることが多い。葉は3裂し、裂片がさらに浅く不規則に裂け、長さ4~8㎝、両面に毛が生え、やや白っぽく見え、特に裏面の毛は多い。頭花は直径2.5~5㎝。舌状花は白く、数が多い。柱頭は2分岐し、先端が切形。総苞は半球形、総苞片は縁が乾膜質、3列に重なる。総苞外片は披針形で、毛があり、内片はやや幅が広い。果実は長さ約1.8㎜、冠毛は無い。2n=18。
キクは同属でよく似ている。花の色が多様で、大きいものも多い。キクの臭いが強い。
シオン属のノコンギクは花柱の先が三角形で、総苞片の縁に毛がある。また、果実に冠毛があり、葉裏の毛もほとんど無い。
キクは同属でよく似ている。花の色が多様で、大きいものも多い。キクの臭いが強い。
シオン属のノコンギクは花柱の先が三角形で、総苞片の縁に毛がある。また、果実に冠毛があり、葉裏の毛もほとんど無い。