オオバノヤエムグラ 大葉の八重葎
Flora of Mikawa
アカネ科 Rubiaceae ヤエムグラ属
中国名 | 东北猪殃殃 dong bei zhu yang yang |
学 名 | Galium pseudoasprellum Makino Galium pseudoasprellum Makino var. pseudoasprellum Galium dahuricum Turczaninow ex Ledebour var. lasiocarpum (Makino) Nakai |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 50~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林内、林縁 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 豊田市(旧稲武町) 7.9.15 |
茎は枝分れし、つる状になる。茎には4稜があり、小さな逆刺がある。葉は長さ1.5~2.5㎝、幅5~10㎜、4~6個輪生し、倒被針形~楕円形で、葉の先は急に狭まり短い刺状になる。上部では4~5個輪生、下部では5~6個輪生し、花序のつく葉は小さくて幅が狭い。枝先や葉腋から分岐した細長い花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。花冠は直径約1.5㎜、4裂する。果実は2分果、直径1.5~2㎜、逆刺がある。
名前とは違いヤエムグラとはあまり似ていない。ヤエムグラは葉が6~8個輪生する。花序が小さい。
キクムグラ(マルバノヨツバムグラ) Galium kikumugura は葉が長さ6~15㎜、幅3~8㎜、4個まれに5個輪生し、葉先が鈍頭で、先端が刺状になる。小花柄が短く、花が白色。
ビンゴムグラ Galium pseudoasprellum var. bingoense はオオバノヤエムグラによく似ており。葉が茎の基部から4個輪生する。
ヤブムグラ Galium niewerthii は中国の浙江省(昌化)と日本に分布し、中国名を昌化拉拉藤という。茎が無毛、葉が4~5個輪生し、果実が無毛。Flora of China ではダリアムグラ Galium davuricum var. dahuricum と同一とし、中国名は大叶猪殃殃( da ye zhu yang yang)といい、中国、朝鮮、ロシアに分布する。
ヤマムグラ Galium pogonanthum は茎が無毛、葉が4個輪生し、花冠の外側に白毛がある。
コメツブヤエムグラ Galium divaricatum は地中海沿岸、黒海周辺原産、世界に広く帰化している。茎は細く、よく分枝し、葉が5~8個、輪生する。葉は長さ5~7㎜、幅約0.5㎜と細い。開花は6~7月。果実は無毛、刺が無い。2n=44
名前とは違いヤエムグラとはあまり似ていない。ヤエムグラは葉が6~8個輪生する。花序が小さい。
キクムグラ(マルバノヨツバムグラ) Galium kikumugura は葉が長さ6~15㎜、幅3~8㎜、4個まれに5個輪生し、葉先が鈍頭で、先端が刺状になる。小花柄が短く、花が白色。
ビンゴムグラ Galium pseudoasprellum var. bingoense はオオバノヤエムグラによく似ており。葉が茎の基部から4個輪生する。
ヤブムグラ Galium niewerthii は中国の浙江省(昌化)と日本に分布し、中国名を昌化拉拉藤という。茎が無毛、葉が4~5個輪生し、果実が無毛。Flora of China ではダリアムグラ Galium davuricum var. dahuricum と同一とし、中国名は大叶猪殃殃( da ye zhu yang yang)といい、中国、朝鮮、ロシアに分布する。
ヤマムグラ Galium pogonanthum は茎が無毛、葉が4個輪生し、花冠の外側に白毛がある。
コメツブヤエムグラ Galium divaricatum は地中海沿岸、黒海周辺原産、世界に広く帰化している。茎は細く、よく分枝し、葉が5~8個、輪生する。葉は長さ5~7㎜、幅約0.5㎜と細い。開花は6~7月。果実は無毛、刺が無い。2n=44