ノチドメ 野血止
Flora of Mikawa
ウコギ科 Araliaceae チドメグサ属
中国名 | 毛叶天胡荽 mao ye tian hu sui |
学 名 | Hydrocotyle maritima Honda Hydrocotyle ramiflora Maxim. var. maritima (Honda) M.Hiroe |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | 地を這う |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 田の畦、やや湿った場所 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国 |
撮 影 | 蒲郡市大塚町 09.7.10 |
茎は細 く、枝分かれして地を這い、広がる。 葉は直径1.5~4㎝の5角形に近い腎円形で、5深裂する。葉の基部は深い心形で、通常は両端が接近し、重なる場合も場合もまれにある。ただし、葉の基部がヒメチドメのように両端が広く開いているタイプもある。葉の両面の葉脈の上にまばらに長毛が生える。花枝は短く、葉の下に隠れて、数個~10数個が丸く固まった球形の単散形花序をつける。花は直径約2㎜。花弁5個。雄しべ5個。花柱2個。果実は長さ約1.1㎜、幅約1.5㎜、隆条は明瞭な稜となる。2n=72, 96, 108
チドメグサは葉が小さく、葉の切れ込みが浅い。
オオチドメ Hydrocotyle ramiflora は葉が円形に近く、葉の基部の切れ込みの縁に鋸歯がある。花序が葉の上に出る。
ヒメチドメは林内に生え、葉の切れ込みの間が開く。葉は無毛で葉脈に毛がない。また、秋に越冬芽をつけ、果実の隆状線が細い。
チドメグサは葉が小さく、葉の切れ込みが浅い。
オオチドメ Hydrocotyle ramiflora は葉が円形に近く、葉の基部の切れ込みの縁に鋸歯がある。花序が葉の上に出る。
ヒメチドメは林内に生え、葉の切れ込みの間が開く。葉は無毛で葉脈に毛がない。また、秋に越冬芽をつけ、果実の隆状線が細い。