ニオイタチツボスミレ 匂立坪菫
Flora of Mikawa
スミレ科 Violaceae スミレ属
学 名 | Viola obtusa (Makino) Makino |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 10~15㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 日当たりの良い草地 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮 |
撮 影 | 豊橋市 04.4.3 |
全体に白色の微毛がある。
葉は長さ1.5~3㎝の円形~卵形、葉先は円みを帯び、基部は心形。花の最盛期を過ぎると花茎が伸び、葉幅の狭い長三角形の葉がつく(ニオイタチツボスミレの細葉参照)。葉の両面に普通、短毛があり、毛の量は変化がある。花は直径1.5~2㎝、芳香が強い。花色は濃紫色~紫紅色、淡色のものもあるが、濃いことが多い。花弁が丸くて花弁が重なる部分が多く、中心部の白い部分が目立つ。側弁基部に毛はない。托葉は裂け方が深い。花柄に白い短毛が密生する。ただし、花柄に毛が少ないものや全く無毛のものもある。花に芳香がないものもある。2n=20。
台湾に自生するのはタイワンタチツボスミレ var. tsuifengensis である。
白花品をシロバナニオイタチツボスミレといい、白花で距が紫色のものをオトメニオイタチツボスミレという。
ナガバタチツボスミレは葉が暗緑色になることが多く、茎葉が細長くなり、極端に細い葉のものがある。葉にほとんど毛がなく、花柄が無毛。
タチツボスミレは花が淡色で、花弁が細いことが多く、花柄が無毛。果期にも葉幅の狭い葉は見られない。
葉は長さ1.5~3㎝の円形~卵形、葉先は円みを帯び、基部は心形。花の最盛期を過ぎると花茎が伸び、葉幅の狭い長三角形の葉がつく(ニオイタチツボスミレの細葉参照)。葉の両面に普通、短毛があり、毛の量は変化がある。花は直径1.5~2㎝、芳香が強い。花色は濃紫色~紫紅色、淡色のものもあるが、濃いことが多い。花弁が丸くて花弁が重なる部分が多く、中心部の白い部分が目立つ。側弁基部に毛はない。托葉は裂け方が深い。花柄に白い短毛が密生する。ただし、花柄に毛が少ないものや全く無毛のものもある。花に芳香がないものもある。2n=20。
台湾に自生するのはタイワンタチツボスミレ var. tsuifengensis である。
白花品をシロバナニオイタチツボスミレといい、白花で距が紫色のものをオトメニオイタチツボスミレという。
ナガバタチツボスミレは葉が暗緑色になることが多く、茎葉が細長くなり、極端に細い葉のものがある。葉にほとんど毛がなく、花柄が無毛。
タチツボスミレは花が淡色で、花弁が細いことが多く、花柄が無毛。果期にも葉幅の狭い葉は見られない。