ミズギボウシ 水擬宝珠
Flora of Mikawa
キジカクシ科 Asparagaceae ギボウシ属
英 名 | swamp hosta |
学 名 | Hosta longissima Honda ex F.Maek. synonym Hosta longissima Honda ex F.Maek. var. brevifolia F.Maek. synonym Hosta longissima Honda ex F.Maek. var. longifolia (Honda) W.G.Schmid |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 40~65㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 日当たりのよい湿地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州の静岡県以西、四国、九州に分布 |
撮 影 | 幸田町 06.9.30 |
ミズギボウシはキジカクシ科ギボウシ属の多年草。類似のコバギボウシに比べ、葉が細く、花の数が少なくてあまり開かない。
多年草。高さ40~65㎝。葉身と葉柄は連続して移行する。葉は細く、長さ15~30㎝、幅約2㎝の線状倒披針形、直立~斜上する。日本に分布する同属の中で葉の幅が一番狭い。葉脈は上面でほとんど凹まない。下面脈上の凹凸は細かく小さいものから不明のものまである。葉の基部は矢じり形、葉柄から連続して広がり、葉柄に沿下する。花茎は直立する。花は淡紫色で、3~5個、間隔を開けて横向きにつく。花被は長さ約4㎝、内側の脈は著しく濃紫色に着色し、外側細筒部は白色になる傾向がある。花筒の透明線はほぼ全体に及ぶ。花被片はあまり開出しない。雄しべは花冠の外にほとんど出ない。花の基部の苞は小さく、開出しない。2n=60。花期は8月下旬~9(10)月。
多年草。高さ40~65㎝。葉身と葉柄は連続して移行する。葉は細く、長さ15~30㎝、幅約2㎝の線状倒披針形、直立~斜上する。日本に分布する同属の中で葉の幅が一番狭い。葉脈は上面でほとんど凹まない。下面脈上の凹凸は細かく小さいものから不明のものまである。葉の基部は矢じり形、葉柄から連続して広がり、葉柄に沿下する。花茎は直立する。花は淡紫色で、3~5個、間隔を開けて横向きにつく。花被は長さ約4㎝、内側の脈は著しく濃紫色に着色し、外側細筒部は白色になる傾向がある。花筒の透明線はほぼ全体に及ぶ。花被片はあまり開出しない。雄しべは花冠の外にほとんど出ない。花の基部の苞は小さく、開出しない。2n=60。花期は8月下旬~9(10)月。
(1) Hosta longissima Honda f. albiflora Honda et Koike シロバナミズギボウシ
白花品種(2) Hosta longissima Honda x H. sieboldii (Paxton) J.W.Ingram f. spathulata (Miq.) W.G.Schmid ミズコバギボウシ 水小葉擬宝珠
ミズギボウシとコバギボウシの雑種。