ミヤコグサ 都草
Flora of Mikawa
マメ科 Fabaceae ミヤコグサ属
別 名 | エボシグサ 烏帽子草 |
中国名 |
光叶百脉根 guang ye bai mai gen |
学 名 | Lotus corniculatus L. var. japonicus Regel |
花 期 | 5~6(10)月 |
高 さ | 長さ15~35cm 地をはう |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、海岸 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、台湾、中国、ネパール |
撮 影 | 伊良湖岬 07.6.4 |
茎は中実、やや倒れて這い、斜上する。全体に普通、ほぼ無毛。葉は5小葉の複葉。葉柄の基部の小葉は托葉状につき、托葉は無いか微小。小葉は長さ5~15㎜の卵形~倒卵形。葉腋から出る花茎の先に1~3(4)個の花を散形状につける。花は長さ10~12.5(14)㎜の黄色の蝶形花、竜骨弁の先が嘴状に伸びる。雄しべ2個。萼は長さ2~3.5㎜、先が5裂し、萼歯が細く尖り、萼筒より長い又は同長。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より短い。萼に毛があるものも稀にある。果実(豆果)は長さ2~3㎝、熟すと裂開する。2n=12
セイヨウミヤコグサは茎などに毛が生えることが多く、1花茎に(2)3~8個の花を付ける。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より短い。毛の有無では判別できない。2n=24
1年草又は多年草、亜低木、まれに低木。葉は羽状又は掌状複葉、普通、無柄、3~9小葉。托葉は無又は小さな暗色の腺に変わる。小葉は無柄又はごく短く、ほとんどが、5小葉、葉軸の先に3個が密につき、2個が基部につく。基部の2個は先の小葉に似るが、しばしば形が異なり、托葉に似る。花序は散形花序、腋生、花序柄があり、花が1~多数つく。花序柄は不稔(花のつかない)の苞をもち、普通、目立つ葉になり、1~3(~5) 小葉をもつ。花を抱く苞は小さな暗色の腺に変わり(まれに草質の葉身をもつ)又は無い。小苞は普通、無い。まれにある時は腺がある。咢は鐘形又はトランペット形、咢歯は5個、ほぼ等長又は上部のものが長く、ときに合着し、2唇形になる。花冠は黄色(しばしば緑色に変わる)、ピンク色、紫色、褐色又は白色。雄しべは離生。胚珠は多数又は数個。花柱は全縁[又は小さな歯状の付属体をもつ]。柱頭は頂生。豆果は線形~卵形、円柱形又は扁平、真っすぐ又は内側に曲がり、縦に裂開する。種子は類球形又はレンズ形、平滑まれにいぼ状。
世界に約125種があり、温帯と亜熱帯のアフリカ、アジア、北大西洋諸島、オーストラリア、ヨーロッパ、西太平洋諸島に分布する。
カナリア諸島固有種。英名はlotus vine flower , parrot beak , parrot's beak , pelican beak , coral gem。花の形がオウムの嘴のように見える。
多年草、地を這い、高さ15~20㎝程度、茎は長さ60~90㎝に広がる。葉は針のような小葉に分裂し、小葉は3~7個、長さ1~2.5(4)㎝×幅0.5~0.8㎜、細かい銀色の毛で覆われる。葉は茎に沿ってつき、小葉が単葉の輪生のように見える。散形花序は枝先に密につき、短い花序柄があり、葉や線形の苞に抱かれる。花は2~4個つき、長さ2~3(4)㎝。咢は斜めの2唇形、咢筒は長さ5~6㎜、内側が有毛。咢歯は長さ7~9㎜。花冠は赤橙色~ 緋色(scarlet)~深紅色(crimson)。花弁は狭く、不規則に分かれ、旗弁は巻き込み披針形、反曲~200°(つののよう)、縁に毛がある。翼弁は斜め、狭披針形、有毛。竜骨弁は他の花弁より長く、漸尖状のかま形、嘴がある。雄しべの花糸は離生。子房は線形、長さ10~12㎜、胚珠は約70個。花柱は糸状、先は2股。豆果は見られない。花期は3~5月。
2 Lotus corniculatus L. 広義
品種) 'Cruz del Sur' (PBR) , 'Giallas' (PBR) , 'Emlyn' , 'Plenus' (d) , 'Stephen Jackson'
2-1 Lotus corniculatus L. var. corniculatus セイヨウミヤコグサ
ヨーロッパ原産。中国名は百脉根 bai mai gen。英名はbirdsfoot trefoil, bird's-foot trefoil。
多年草、茎は、長さ15~35㎝、中実、やや倒れて這い、斜上する。全体に毛があるか又は無毛。葉は5小葉の複葉、葉柄の基部の小葉は托葉状につき、托葉は無いか微小。小葉は長さ5~20㎜の卵形~倒卵形。葉腋から出る花茎の先に(2)3~7(8)個の花を散形状につける。花は長さ(8)11~14(18)㎜の黄色の蝶形花、竜骨弁の先が嘴状に伸びる。雄しべ2個。萼は長さ2~3.5㎜、先が5裂し、萼歯が細く尖り、萼筒より短い又は同長。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より長い。果実(豆果)は長さ1.5~3.5㎝、熟すと裂開する。2n=24。花期は4~8月。
2-2 Lotus corniculatus L. var. japonicus Regel ミヤコグサ
synonym Lotus corniculatus L. subsp. japonicus (Regel) H.Ohashi
synonym Lotus japonicus (Regel) K.Larsen
日本、朝鮮、台湾、中国、ネパールに分布。中国名は光叶百脉根 guang ye bai mai gen
多年草、地を這い、長さ15~35㎝。茎は中実、やや倒れて這い、斜上する。全体に普通、ほぼ無毛。葉は5小葉の複葉。葉柄の基部の小葉は托葉状につき、托葉は無いか微小。小葉は長さ5~15㎜の卵形~倒卵形。葉腋から出る花茎の先に1~3(4)個の花を散形状につける。花は長さ10~12.5(14)㎜の黄色の蝶形花、竜骨弁の先が嘴状に伸びる。雄しべ2個。萼は長さ2~3.5㎜、先が5裂し、萼歯が細く尖り、萼筒より長い又は同長。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より短い。萼に毛があるものも稀にある。果実(豆果)は長さ2~3㎝、熟すと裂開する。2n=12。花期は5~6(10)月。
2-2-1 Lotus corniculatus L. var. japonicus Regel f. versicolor Makino ニシキミヤコグサ
開花後に花が次第に朱赤色に変わるもの。
3 Lotus macranthus Lowe
マデイラ諸島原産。
品種) 'Gold Flash'
同音異名
homonyms Lotus macranthus (Greene) Greene ⇒ Lotus grandiflorus (Benth.) Greene var. macranthus (Greene) Isely
homonyms Lotus macranthus sensu auct. ⇒ Lotus azoricus P.W.Ball
4 Lotus hirsutus L. ロータス・ヒルスタス
synonym Dorycnium hirsutum (L.) Ser.
ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ原産。英名はcanary-clover , hairy bird's-foot trefoil , hairy canary-clover
品種) 'Brimstone' (v)ブリムストーン , 'Frejorgues' , 'Lisbob' (PBR) , Little Boy Blue = 'Lisbob' (PBR) , 'Lois' , 'Silver Mist'
5 Lotus pedunculatus Cav . ネビキミヤコグサ 根引都草
synonym Lotus uliginosus Schkuhr [Flora of North America]
synonym Lotus pedunculatus auct. mult.
synonym Lotus pedunculatus var. villosus (Lamotte) O. Bolos & Vigo
synonym Lotus uliginosus var. villosus Lamotte
ヨーロッパ、北アフリカ、マカロネシア原産。英名はgreater bird's foot trefoil , big trefoil, marsh bird's-foot trefoil。中国、ニュージーランドなどに帰化している。日本では道路や河川敷の法面保護のために使用され、各地に帰化している。
多年草、地下に走出枝を出す。茎は基部が木質、直立又は斜上し、長さ30~100㎝、よく分枝し、類無毛~絨毛があり、中空。小葉は倒卵形、長さ8~25㎜×幅3~15㎜、先は鈍形~鋭形、基部は楔形、下面がしばしば粉白色、中脈が目立つ。花序に花が(1~)6~12(~18)個つく。花序柄は葉より長く、長さ12~(16)㎝ 。咢歯は咢筒とほぼ同長、蕾で広がり、±無毛~軟毛がある。花冠は黄色、長さ10~18㎜。豆果は長さ15~35㎜×幅1.8~2.5㎜。種子はオリーブ色、又は帯黄色~薄褐色、普通、斑点は無く、小さな卵形、長さ1~1.2㎜。
6 Lotus subbiflorus Lag. ケミヤコグサ
synonym Lotus divaricatus Sol. ex Buch
synonym Lotus suaveolens Pers.
ヨーロッパ、アジア(イスラエル、トルコ)、北アフリカ、マカロネシア原産。英名はhairy bird's-foot trefoil 。別名はセイヨウヒメミヤコグサ、ヒュウガミヤコグサ。日本では輸入木材の貯木場付近で侵入が確認されている。
7 Lotus taitungensis S.S.Ying シロバナミヤコグサ
synonym Lotus australis auct. non Andrews
synonym Lotus pacificus Kramina et D.D.Sokoloff
沖縄、台湾原産。中国名は兰屿百脉根 lan yu bai mai gen
8 Lotus tenuis Waldst. et Kit. ex Willd. ワタリミヤコグサ
synonym Lotus glaber Mill., nom. rejic.
synonym Lotus corniculatus var. tenuifolius L.
synonym Lotus decumbens T. F. Forst.
synonym Lotus glaber Mill.
アジア(中国、モンゴル、ロシア、中央アジア、西アジア、コーカサス)、ヨーロッパ、北アフリカ原産。英名はnarrow-leaf bird's-foot trefoil , narrow-leaf trefoil , slender trefoil 。中国名は细叶百脉根 xi ye bai mai gen 。
9 その他 Lotus hybrid
(1) Lotus berthelotii × maculatus
(2) その他
品種) 'Fire Vine' , 'Flashbulb' , 'Gold Flash' , 'Red Flash'
Lotus
Lotus berthelotii Lowe ex Masf.
Lotus berthelotii
Lotus
Lotus pedunculatus Cav
輸入物資に随伴する帰化植物
セイヨウミヤコグサは茎などに毛が生えることが多く、1花茎に(2)3~8個の花を付ける。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より短い。毛の有無では判別できない。2n=24
ミヤコグサ属(ロータス属)
family Fabaceae -genus Lotus1年草又は多年草、亜低木、まれに低木。葉は羽状又は掌状複葉、普通、無柄、3~9小葉。托葉は無又は小さな暗色の腺に変わる。小葉は無柄又はごく短く、ほとんどが、5小葉、葉軸の先に3個が密につき、2個が基部につく。基部の2個は先の小葉に似るが、しばしば形が異なり、托葉に似る。花序は散形花序、腋生、花序柄があり、花が1~多数つく。花序柄は不稔(花のつかない)の苞をもち、普通、目立つ葉になり、1~3(~5) 小葉をもつ。花を抱く苞は小さな暗色の腺に変わり(まれに草質の葉身をもつ)又は無い。小苞は普通、無い。まれにある時は腺がある。咢は鐘形又はトランペット形、咢歯は5個、ほぼ等長又は上部のものが長く、ときに合着し、2唇形になる。花冠は黄色(しばしば緑色に変わる)、ピンク色、紫色、褐色又は白色。雄しべは離生。胚珠は多数又は数個。花柱は全縁[又は小さな歯状の付属体をもつ]。柱頭は頂生。豆果は線形~卵形、円柱形又は扁平、真っすぐ又は内側に曲がり、縦に裂開する。種子は類球形又はレンズ形、平滑まれにいぼ状。
世界に約125種があり、温帯と亜熱帯のアフリカ、アジア、北大西洋諸島、オーストラリア、ヨーロッパ、西太平洋諸島に分布する。
ミヤコグサ属の主な種と園芸品種
1 Lotus bertholetii Masf. ツルミヤコグサ 蔓都草 (ロータス・ベルテロッティ)カナリア諸島固有種。英名はlotus vine flower , parrot beak , parrot's beak , pelican beak , coral gem。花の形がオウムの嘴のように見える。
多年草、地を這い、高さ15~20㎝程度、茎は長さ60~90㎝に広がる。葉は針のような小葉に分裂し、小葉は3~7個、長さ1~2.5(4)㎝×幅0.5~0.8㎜、細かい銀色の毛で覆われる。葉は茎に沿ってつき、小葉が単葉の輪生のように見える。散形花序は枝先に密につき、短い花序柄があり、葉や線形の苞に抱かれる。花は2~4個つき、長さ2~3(4)㎝。咢は斜めの2唇形、咢筒は長さ5~6㎜、内側が有毛。咢歯は長さ7~9㎜。花冠は赤橙色~ 緋色(scarlet)~深紅色(crimson)。花弁は狭く、不規則に分かれ、旗弁は巻き込み披針形、反曲~200°(つののよう)、縁に毛がある。翼弁は斜め、狭披針形、有毛。竜骨弁は他の花弁より長く、漸尖状のかま形、嘴がある。雄しべの花糸は離生。子房は線形、長さ10~12㎜、胚珠は約70個。花柱は糸状、先は2股。豆果は見られない。花期は3~5月。
2 Lotus corniculatus L. 広義
品種) 'Cruz del Sur' (PBR) , 'Giallas' (PBR) , 'Emlyn' , 'Plenus' (d) , 'Stephen Jackson'
2-1 Lotus corniculatus L. var. corniculatus セイヨウミヤコグサ
ヨーロッパ原産。中国名は百脉根 bai mai gen。英名はbirdsfoot trefoil, bird's-foot trefoil。
多年草、茎は、長さ15~35㎝、中実、やや倒れて這い、斜上する。全体に毛があるか又は無毛。葉は5小葉の複葉、葉柄の基部の小葉は托葉状につき、托葉は無いか微小。小葉は長さ5~20㎜の卵形~倒卵形。葉腋から出る花茎の先に(2)3~7(8)個の花を散形状につける。花は長さ(8)11~14(18)㎜の黄色の蝶形花、竜骨弁の先が嘴状に伸びる。雄しべ2個。萼は長さ2~3.5㎜、先が5裂し、萼歯が細く尖り、萼筒より短い又は同長。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より長い。果実(豆果)は長さ1.5~3.5㎝、熟すと裂開する。2n=24。花期は4~8月。
2-2 Lotus corniculatus L. var. japonicus Regel ミヤコグサ
synonym Lotus corniculatus L. subsp. japonicus (Regel) H.Ohashi
synonym Lotus japonicus (Regel) K.Larsen
日本、朝鮮、台湾、中国、ネパールに分布。中国名は光叶百脉根 guang ye bai mai gen
多年草、地を這い、長さ15~35㎝。茎は中実、やや倒れて這い、斜上する。全体に普通、ほぼ無毛。葉は5小葉の複葉。葉柄の基部の小葉は托葉状につき、托葉は無いか微小。小葉は長さ5~15㎜の卵形~倒卵形。葉腋から出る花茎の先に1~3(4)個の花を散形状につける。花は長さ10~12.5(14)㎜の黄色の蝶形花、竜骨弁の先が嘴状に伸びる。雄しべ2個。萼は長さ2~3.5㎜、先が5裂し、萼歯が細く尖り、萼筒より長い又は同長。萼の上部の2歯の狭い部分(針状の部分)はその萼歯の半長より短い。萼に毛があるものも稀にある。果実(豆果)は長さ2~3㎝、熟すと裂開する。2n=12。花期は5~6(10)月。
2-2-1 Lotus corniculatus L. var. japonicus Regel f. versicolor Makino ニシキミヤコグサ
開花後に花が次第に朱赤色に変わるもの。
3 Lotus macranthus Lowe
マデイラ諸島原産。
品種) 'Gold Flash'
同音異名
homonyms Lotus macranthus (Greene) Greene ⇒ Lotus grandiflorus (Benth.) Greene var. macranthus (Greene) Isely
homonyms Lotus macranthus sensu auct. ⇒ Lotus azoricus P.W.Ball
4 Lotus hirsutus L. ロータス・ヒルスタス
synonym Dorycnium hirsutum (L.) Ser.
ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ原産。英名はcanary-clover , hairy bird's-foot trefoil , hairy canary-clover
品種) 'Brimstone' (v)ブリムストーン , 'Frejorgues' , 'Lisbob' (PBR) , Little Boy Blue = 'Lisbob' (PBR) , 'Lois' , 'Silver Mist'
5 Lotus pedunculatus Cav . ネビキミヤコグサ 根引都草
synonym Lotus uliginosus Schkuhr [Flora of North America]
synonym Lotus pedunculatus auct. mult.
synonym Lotus pedunculatus var. villosus (Lamotte) O. Bolos & Vigo
synonym Lotus uliginosus var. villosus Lamotte
ヨーロッパ、北アフリカ、マカロネシア原産。英名はgreater bird's foot trefoil , big trefoil, marsh bird's-foot trefoil。中国、ニュージーランドなどに帰化している。日本では道路や河川敷の法面保護のために使用され、各地に帰化している。
多年草、地下に走出枝を出す。茎は基部が木質、直立又は斜上し、長さ30~100㎝、よく分枝し、類無毛~絨毛があり、中空。小葉は倒卵形、長さ8~25㎜×幅3~15㎜、先は鈍形~鋭形、基部は楔形、下面がしばしば粉白色、中脈が目立つ。花序に花が(1~)6~12(~18)個つく。花序柄は葉より長く、長さ12~(16)㎝ 。咢歯は咢筒とほぼ同長、蕾で広がり、±無毛~軟毛がある。花冠は黄色、長さ10~18㎜。豆果は長さ15~35㎜×幅1.8~2.5㎜。種子はオリーブ色、又は帯黄色~薄褐色、普通、斑点は無く、小さな卵形、長さ1~1.2㎜。
6 Lotus subbiflorus Lag. ケミヤコグサ
synonym Lotus divaricatus Sol. ex Buch
synonym Lotus suaveolens Pers.
ヨーロッパ、アジア(イスラエル、トルコ)、北アフリカ、マカロネシア原産。英名はhairy bird's-foot trefoil 。別名はセイヨウヒメミヤコグサ、ヒュウガミヤコグサ。日本では輸入木材の貯木場付近で侵入が確認されている。
7 Lotus taitungensis S.S.Ying シロバナミヤコグサ
synonym Lotus australis auct. non Andrews
synonym Lotus pacificus Kramina et D.D.Sokoloff
沖縄、台湾原産。中国名は兰屿百脉根 lan yu bai mai gen
8 Lotus tenuis Waldst. et Kit. ex Willd. ワタリミヤコグサ
synonym Lotus glaber Mill., nom. rejic.
synonym Lotus corniculatus var. tenuifolius L.
synonym Lotus decumbens T. F. Forst.
synonym Lotus glaber Mill.
アジア(中国、モンゴル、ロシア、中央アジア、西アジア、コーカサス)、ヨーロッパ、北アフリカ原産。英名はnarrow-leaf bird's-foot trefoil , narrow-leaf trefoil , slender trefoil 。中国名は细叶百脉根 xi ye bai mai gen 。
9 その他 Lotus hybrid
(1) Lotus berthelotii × maculatus
(2) その他
品種) 'Fire Vine' , 'Flashbulb' , 'Gold Flash' , 'Red Flash'
参考
1) Flora of ChinaLotus
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=118989
2) World Flora OnlineLotus berthelotii Lowe ex Masf.
http://sweetgum.nybg.org/science/world-flora/details.php?irn=24570
3) Plant Finder - Missouri Botanical GardenLotus berthelotii
http://www.missouribotanicalgarden.org/PlantFinder/PlantFinderDetails.aspx?taxonid=280389&isprofile=0&
4) GRINLotus
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=6984
5)Flora of New Zealand | Taxon Profile | Lotus pedunculatuskLotus pedunculatus Cav
http://www.nzflora.info/factsheet/Taxon/Lotus-pedunculatus.html
6)日本帰化植物友の会 No15 2016年9月30日輸入物資に随伴する帰化植物
http://www.zennokyo.co.jp/kktmo/kk_pdf/15.pdf