メマツヨイグサ 雌待宵草
Flora of Mikawa
アカバナ科 Onagraceae マツヨイグサ属
中国名 | 月见草 yue jian cao |
英 名 | evening primrose,common evening primrose |
学 名 | Oenothera biennis L. |
花 期 | 6~9月 |
高 さ | 30~200㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、空地、河原 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産(カナダ、U.S.A.) |
撮 影 | 幸田町 06.9.3 |
マツヨイグサの仲間は月見草とか宵待草とも呼ばれている。花が開くのは夕方から早朝で、昼間は閉じている。マツヨイグサの仲間では最も多く見られ、花の時期も遅く、9月まで見られる。
茎は直立し、赤色を帯び、斜上した軟毛が長短多数あり、太い毛の基部には凸点がある。葉は長さ5~20㎝の倒披針形~惰円形、先は尖り、切れ込みはない。葉縁は波打たず、波状の鋸歯がある。葉の中央脈は赤色を帯びることが多い。花の直径は約3㎝。花弁は4個、長さ10~25(30)㎜、黄色。 花はしぼんでも赤くならない。萼片は長さ 12~20(28)㎜、下方に反り返り、緑色~黄色を帯びる。花托筒(hypanthium) は長く (20)25~40㎜、花柄のように見え、長いのがこの属の特徴である。雄しべ8個。雌しべ1個、柱頭は4分岐する。 蒴果は長さ20~40 ㎜、幅 4~6㎜、種子が頭を横向きに2~4列/1分果、密に充填されている。種子は長さ1~2㎜。2n=14
メマツヨイグサの中で花弁と花弁の間に隙間があるものをアレチマツヨイグサと呼んで区別しているが、三河地方で見られるのはほとんど隙間のないものである。花がしぼむと赤くなるのはマツヨイグサ、ミナトマツヨイグサ。やや赤くなり葉に切れ込みがあるのはコマツヨイグサ。しぼんでも赤くならないのはこのメマツヨイグサ、小形のヒナマツヨイグサ、大形で花も大きいオオマツヨイグサ。
茎は直立し、赤色を帯び、斜上した軟毛が長短多数あり、太い毛の基部には凸点がある。葉は長さ5~20㎝の倒披針形~惰円形、先は尖り、切れ込みはない。葉縁は波打たず、波状の鋸歯がある。葉の中央脈は赤色を帯びることが多い。花の直径は約3㎝。花弁は4個、長さ10~25(30)㎜、黄色。 花はしぼんでも赤くならない。萼片は長さ 12~20(28)㎜、下方に反り返り、緑色~黄色を帯びる。花托筒(hypanthium) は長く (20)25~40㎜、花柄のように見え、長いのがこの属の特徴である。雄しべ8個。雌しべ1個、柱頭は4分岐する。 蒴果は長さ20~40 ㎜、幅 4~6㎜、種子が頭を横向きに2~4列/1分果、密に充填されている。種子は長さ1~2㎜。2n=14
メマツヨイグサの中で花弁と花弁の間に隙間があるものをアレチマツヨイグサと呼んで区別しているが、三河地方で見られるのはほとんど隙間のないものである。花がしぼむと赤くなるのはマツヨイグサ、ミナトマツヨイグサ。やや赤くなり葉に切れ込みがあるのはコマツヨイグサ。しぼんでも赤くならないのはこのメマツヨイグサ、小形のヒナマツヨイグサ、大形で花も大きいオオマツヨイグサ。