クヌギ 橡、椚
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Flora of Mikawa
ブナ科 Fagaceae コナラ属
中国名 | 麻栎 ma li |
英 名 | sawtooth oak |
学 名 | Quercus acutissima Carruth. |
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花 期 | 4~5月 |
高 さ | 10~15(30)m |
生活型 | 落葉高木 |
生育場所 | 山野の向陽地 |
分 布 | 在来種 本州(山形県以南)、四国、九州、朝鮮、中国、インド、ブータン、ネパール、カンボジア、ミャンマー、タイ、ベトナム |
撮 影 | 岡崎市 自然体験の森 13.7.19 |
里山を代表する落葉樹の一つである。
幹は灰褐色、不規則に割れ目が入る。葉は互生し、長さ8~19 、幅2~6㎝の長楕円状披針形、葉先が鋭く尖り、基部は楔形~円形。葉脈が目立ち、側脈は13~18対。葉表は初め軟毛があり、後に無毛。葉裏は淡緑色、黄褐色の毛があるが、脱落しやすい。葉縁にやや深い波状の鋸歯があり、鋸歯の先端に長さ2~3㎜の針状の長い刺がある。葉柄は長さ1~3(5)㎝。葉の展開と同時に開花。雌雄同株。雄花序は長さ約10㎝のひも状、垂れ下がってつく。雄花は花被片が直径約2.5㎜、雄しべ3~6個。雌花は葉腋につき、花柱3個。堅果を包む殻斗(がくと)は線形の鱗片が密生する。鱗片が委縮することもある。堅果は長さ1.5~2㎝、幅1.7~2.2㎝、球形に近い楕円形、翌年の秋に熟す。2n=24
アベマキは幹の樹皮がコルク状で、葉裏に星状毛が生え、灰白色に見える。葉の形や堅果は似ている。
クリは幹の樹皮に縦の長い割れ目がある。葉の鋸歯の刺が針状でなく、太く、先まで緑色である。
幹は灰褐色、不規則に割れ目が入る。葉は互生し、長さ8~19 、幅2~6㎝の長楕円状披針形、葉先が鋭く尖り、基部は楔形~円形。葉脈が目立ち、側脈は13~18対。葉表は初め軟毛があり、後に無毛。葉裏は淡緑色、黄褐色の毛があるが、脱落しやすい。葉縁にやや深い波状の鋸歯があり、鋸歯の先端に長さ2~3㎜の針状の長い刺がある。葉柄は長さ1~3(5)㎝。葉の展開と同時に開花。雌雄同株。雄花序は長さ約10㎝のひも状、垂れ下がってつく。雄花は花被片が直径約2.5㎜、雄しべ3~6個。雌花は葉腋につき、花柱3個。堅果を包む殻斗(がくと)は線形の鱗片が密生する。鱗片が委縮することもある。堅果は長さ1.5~2㎝、幅1.7~2.2㎝、球形に近い楕円形、翌年の秋に熟す。2n=24
アベマキは幹の樹皮がコルク状で、葉裏に星状毛が生え、灰白色に見える。葉の形や堅果は似ている。
クリは幹の樹皮に縦の長い割れ目がある。葉の鋸歯の刺が針状でなく、太く、先まで緑色である。