コメツガ 米栂
Flora of Mikawa
マツ科 Pinaceae ツガ属
英 名 | Japanese hemlock, Northern Japanese hemlock |
学 名 | Tsuga diversifolia (Maxim.) Mast. |
花 期 | 6月 |
高 さ | 10~20m |
生活型 | 常緑高木 |
生育場所 | 亜高山帯の尾根や岩場 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(中部地方以北、紀伊半島)、四国、九州 |
撮 影 | 志賀高原 0.5.8.1 |
写真は岩の上に生えている「たこ松」と名付けられたコメツガ。 樹形は広い円錐形。樹皮は灰色、老木は細長く縦長に裂けて、剥がれる。若枝は黄褐色、軟毛がある。葉は互生し、長さ1~2㎝の扁平な線形、先は円く、小さく凹みがあり、基部も円く、短い柄がある。葉柄はあまり曲がらない。表面は緑色、裏面は白色の気孔帯が2本ある。雌雄同株。雄花は枝先につき、卵形、短い柄がある。雌花は前年枝の先につき、紫色を帯びる。球果は長さ1.5~2㎝の惰円形~卵形、果柄が曲がるが曲がりが弱い。種鱗は直径約1㎝の扇状円形。種子は長さ3~4㎜、翼は種子より長い。
ツガは標高の低い丘陵地や山地に分布し、若枝が無毛。果柄が強く曲がり、球果が長さ2~3㎝とやや大きい。
モミは若枝が有毛。葉先が2裂し、針状に尖る。球果が大きく、熟すと種鱗が飛散する。種鱗は横幅が広く、約3㎝、苞鱗の先が鋭く突き出る。
ウラジロモミは若枝が無毛、溝がある。葉裏の気孔帯の白色が目立つ。苞鱗の先が種鱗から突き出ない。
ツガは標高の低い丘陵地や山地に分布し、若枝が無毛。果柄が強く曲がり、球果が長さ2~3㎝とやや大きい。
モミは若枝が有毛。葉先が2裂し、針状に尖る。球果が大きく、熟すと種鱗が飛散する。種鱗は横幅が広く、約3㎝、苞鱗の先が鋭く突き出る。
ウラジロモミは若枝が無毛、溝がある。葉裏の気孔帯の白色が目立つ。苞鱗の先が種鱗から突き出ない。