イヌトウバナ 犬塔花

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Flora of Mikawa

シソ科 Lamiaceae トウバナ属

学 名 Clinopodium micranthum (Regel) Hara
イヌトウバナの花序
イヌトウバナの花
イヌトウバナの花
イヌトウバナ果実
イヌトウバナ葉裏の腺点
イヌトウバナの茎
イヌトウバナ
イヌトウバナ花と萼
イヌトウバナ分果
イヌトウバナ葉表
イヌトウバナ葉裏
花 期 8~10月
高 さ 20~60㎝
生活型 多年草
生育場所 山地の木陰
分 布 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮
撮 影 設楽町   07.9.8
茎は下部は這い、上部は直立あるいは斜上し、中部以上でよく分枝する。葉は長さ2~3㎝、長柄があり、先はほとんど尖らず、葉裏の腺点が密なことが多い。葉柄は長さ0.5~2㎝。上部の枝の葉は小さい。花序は長く、枝先にもつく。花冠は長さ5~7㎜で、上唇は小さく2裂し、下唇は大きく、3裂し、淡紅紫色の班紋がある。萼は長さ4~5㎜、脈上に長い白色軟毛が生え、腺点が多い。果実は4分果。2n=18
 ヤマトウバナは短い花序が茎頂に1個だけつき、花が白色、葉裏の腺点がまばらで、萼の毛が短い。
 トウバナは全体に小さく日当たりのよい畦などに生え、花冠が淡紅紫色であり、葉裏に腺点がなく、萼の毛が短い。