ホザキノミミカキグサ 穂咲の耳掻草

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Flora of Mikawa

タヌキモ科 Lentibulariaceae タヌキモ属

中国名 短梗挖耳草 duan geng wa er cao
英 名 blue bladderwort
学 名 Utricularia caerulea L.
Utricularia racemosa Wall.
ホザキノミミカキグサの花
ホザキノミミカキグサの花2
ホザキノミミカキグサの花3
ホザキノミミカキグサ
花 期 6~9月
高 さ 10~30㎝
生活型 1年草
生育場所 湿地
分 布 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、スリランカ、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマータイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、マダガスカル、グアム
撮 影 長ノ山湿原 07.9.8
 ミミカキグサの仲間は地下茎に少数の捕虫嚢を付ける食虫植物で、このうち最大なのがこのホザキノミミカキグサ。葉はほとんど見えないほど小さなへら形、長さ2~4㎜の鱗片葉。捕虫嚢は長さ1㎜ほどで葉柄や地下茎につき、動物性プランクトンを捕食する。花は細長い花茎に数段につく。花は長さ4~5㎜、紅紫色、小花柄は短く、ほとんどない。花弁は2唇形、上唇は小さく、下唇は大きく、くし型の白い斑紋があり、花の基部には前方へ突き出した先のとがった大きな距がある。果実はほぼ球形の蒴果、横向きにつく。種子は多数。2n= 36, 40
 ムラサキミミカキグサは全体に小さく、小花柄があり、色も目立たず、下唇弁や距が目立たない。蒴果が耳掻きに似ている。
 ミミカキグサは花が黄色、蒴果が耳掻きに似ている。