ホソイ 細藺
Flora of Mikawa
イグサ科 Juncaceae イグサ属
中国名 | 假灯心草 jia deng xin cao |
学 名 | Juncus setchuensis Buchen. var. effusoides Buchen. |
花 期 | 6~9月 |
高 さ | 20~100㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 平地の湿地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 新城市 05.6.4 |
根茎は匍匐し、節間は短い。茎は直立し、円筒状、光沢が無く、茎の表面に明瞭な縦の肋が数本(写真は14本)ある。基部は赤色を帯び、葉身の無い葉鞘があり、葉鞘の先の縁が膜質になる。花序は不同長の多数の花序枝を全て上向きに伸ばし、分枝した小枝の先に多数の単性花をつける。花被片は卵状披針形。蒴果は長さ約3㎜の卵状球形、花被片より長い。雄しべ3個。柱頭は3分岐。種子は長さ0.5~0.6(0.48~0.56)㎜、歪んだ卵形。
基本変種 var. setchuensisは茎が明瞭に直線であり、蒴果が卵形。
イグサ(イ)はよく似ている。イグサは茎に光沢があり、茎の縦肋が低く多数あり、やや不明瞭。基部の葉鞘の先が薄膜質にならない。花序の一部の枝が下向きに曲がる。また、果実にやや3稜があり、花被片からあまり突き出ないものも見られる。
帰化種のコゴメイは茎の髄が未発達で梯子状になる。
基本変種 var. setchuensisは茎が明瞭に直線であり、蒴果が卵形。
イグサ(イ)はよく似ている。イグサは茎に光沢があり、茎の縦肋が低く多数あり、やや不明瞭。基部の葉鞘の先が薄膜質にならない。花序の一部の枝が下向きに曲がる。また、果実にやや3稜があり、花被片からあまり突き出ないものも見られる。
帰化種のコゴメイは茎の髄が未発達で梯子状になる。