コゴメイ 小米藺
Flora of Mikawa
イグサ科 Juncaceae イグサ属
英 名 | manyflower rush , Australian silver rush |
学 名 | Juncus polyanthemus Buchenau |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 70~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 河川敷、溜池、道端 |
分 布 | 帰化種 オーストラリア(ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、西オーストラリア州)、ニューカレドニア原産 |
撮 影 | 西尾市(一色町) 12.7.5 |
近年、近畿、東海地方の沿海部で発見され、原産地不明とされていたが、オーストラリア原産のJuncus polyanthemusと同定された。
養鰻池の跡地に群生し、場所によっては道端でも見られる。
多年草、根茎は短く、強い。稈は円柱形、長さ65~115 (たまに~140)[70~150:Western Australia ]㎝、直径2.0~4.5㎜、±柔かく、灰緑色、粉白を帯びる。稈の縦筋(striations)は40~100本、髄(pith)は中断し、しばしば上部で連続する。低出葉(cataphylls)は長さ11~27㎝、緩く、外面は黄金褐色~基部は暗ピンク褐色、内面は暗黄金褐色~銅色。花序は偽側生、拡散し、長さ3~10㎝、花は多数つき、単生又はたまに疎に束生する。最下の総苞片は長さ10~32㎝、花序より長い。花被片はわら褐色、縁が広く透明になる。外花被片は長さ1.7~2.3㎜、内花被片より長いか、同長。雄しべは3(~6)本、外花被片より短い。葯は長さ 0.4~0.7㎜。蒴果は長さ1.8~2.5㎜、外花被片より長く、楕円形、先は鈍形、微突起が無く又はかろうじてあり、黄金褐色。J. usitatus や J. mollisとしばしば交雑する。
【日本で見られるもの】
根茎は匍匐し、節間は短い。茎は直立して多数叢生し、平滑、茎の直径は2~3㎜、茎の髄が未発達で梯子状になるのが特徴。茎の基部は赤褐色~黒褐色、光沢があり、葉鞘の上部は藁色になる。花序は大きく、長さ5~15㎝。花序軸は扁平。花被片は6個つき、披針形、鋭頭、辺縁は膜質。雄しべは3個。柱頭は赤紫色、3分岐する。果実(蒴果)は長さ約2㎜の卵状球形、微凸頭、花被片より長い。種子は長さ約0.3(実測0.33~0.42)㎜。
イグサは茎の髄が隙間なく詰まり、梯子状にならない。花序が小さく、果実にやや3稜があり、花被片からあまり突き出ないものも見られる。
養鰻池の跡地に群生し、場所によっては道端でも見られる。
多年草、根茎は短く、強い。稈は円柱形、長さ65~115 (たまに~140)[70~150:Western Australia ]㎝、直径2.0~4.5㎜、±柔かく、灰緑色、粉白を帯びる。稈の縦筋(striations)は40~100本、髄(pith)は中断し、しばしば上部で連続する。低出葉(cataphylls)は長さ11~27㎝、緩く、外面は黄金褐色~基部は暗ピンク褐色、内面は暗黄金褐色~銅色。花序は偽側生、拡散し、長さ3~10㎝、花は多数つき、単生又はたまに疎に束生する。最下の総苞片は長さ10~32㎝、花序より長い。花被片はわら褐色、縁が広く透明になる。外花被片は長さ1.7~2.3㎜、内花被片より長いか、同長。雄しべは3(~6)本、外花被片より短い。葯は長さ 0.4~0.7㎜。蒴果は長さ1.8~2.5㎜、外花被片より長く、楕円形、先は鈍形、微突起が無く又はかろうじてあり、黄金褐色。J. usitatus や J. mollisとしばしば交雑する。
【日本で見られるもの】
根茎は匍匐し、節間は短い。茎は直立して多数叢生し、平滑、茎の直径は2~3㎜、茎の髄が未発達で梯子状になるのが特徴。茎の基部は赤褐色~黒褐色、光沢があり、葉鞘の上部は藁色になる。花序は大きく、長さ5~15㎝。花序軸は扁平。花被片は6個つき、披針形、鋭頭、辺縁は膜質。雄しべは3個。柱頭は赤紫色、3分岐する。果実(蒴果)は長さ約2㎜の卵状球形、微凸頭、花被片より長い。種子は長さ約0.3(実測0.33~0.42)㎜。
イグサは茎の髄が隙間なく詰まり、梯子状にならない。花序が小さく、果実にやや3稜があり、花被片からあまり突き出ないものも見られる。