アレチノギク 荒地野菊
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ムカシヨモギ属
中国名 | 香丝草 xiang si cao |
英 名 | hairy fleabane, Argentine fleabane, flax-leaf fleabane |
学 名 | Erigeron bonariensis L. synonym Conyza bonariensis (L.) Cronq. |
花 期 | 6~10月 |
高 さ | 20~50㎝ |
生活型 | 1・2年草 |
生育場所 | 道端、荒地などに普通 |
分 布 | 帰化種 南アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市西浦町 03.8.2 |
世界の熱帯、亜熱帯に広く帰化している。ムカシヨモギ属の雑草。日本には明治中頃に渡来し、大正~昭和初期には日本全土に帰化し、現在では普通に見られ、市街地に多い。
1・2年草。高さ20~50㎝。茎は直立し、茎頂に総状花序をつけ、横から2~3本ほどの枝を出し、花序より高く伸びるのが特徴である。全体に毛が多く、灰緑色。根生葉は花期にはなく、下部の茎葉は長さ3~5(8)㎝、幅0.3~1(2.5)㎝、粗く羽状に深裂する。中間より上部の葉は長さ(1)3~7㎝、幅0.2~0.5(1)㎝、 鋸歯がまばらで、しばしば強くよじれる。頭花はオオアレチノギクより大きく、直径3~10(約5)㎜。舌状花は白色、65~150個以上、総苞内にあって目立たない。中心花は黄色。花がはじめは白いが、次第にピンク色に変わる。総苞は長さ約5㎜、幅約8㎜。総苞片は2~3列。痩果は長さ約1.5㎜。冠毛は長さ3~4㎜、白色から灰褐色~帯紅褐色になる。2n=54。花期は6~10月。
オオアレチノギク Erigeron sumatrensis やヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis は大型で、開花の開始が遅い。
1・2年草。高さ20~50㎝。茎は直立し、茎頂に総状花序をつけ、横から2~3本ほどの枝を出し、花序より高く伸びるのが特徴である。全体に毛が多く、灰緑色。根生葉は花期にはなく、下部の茎葉は長さ3~5(8)㎝、幅0.3~1(2.5)㎝、粗く羽状に深裂する。中間より上部の葉は長さ(1)3~7㎝、幅0.2~0.5(1)㎝、 鋸歯がまばらで、しばしば強くよじれる。頭花はオオアレチノギクより大きく、直径3~10(約5)㎜。舌状花は白色、65~150個以上、総苞内にあって目立たない。中心花は黄色。花がはじめは白いが、次第にピンク色に変わる。総苞は長さ約5㎜、幅約8㎜。総苞片は2~3列。痩果は長さ約1.5㎜。冠毛は長さ3~4㎜、白色から灰褐色~帯紅褐色になる。2n=54。花期は6~10月。
オオアレチノギク Erigeron sumatrensis やヒメムカシヨモギ Erigeron canadensis は大型で、開花の開始が遅い。