アメリカセンダングサ 亜米利加栴檀草
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae センダングサ属
中国名 | 大狼杷草 da lang pa cao |
英 名 | Devil's Beggartick |
学 名 | Bidens frondosa L. |
花 期 | (6~)8~9(~10)月 |
高 さ | (10~)20~60(~180)㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 湿った森林、牧草地、茂み、野原、道端、鉄道、小川の縁、池、沼地、湿地、溝 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産 |
撮 影 | 三ヶ根山 01.9.16 |
センダングサ属の普通に見られる帰化種。在来種のタウコギに少し似ている。道端などに生え、やや湿ったところを好む。
茎はほぼ無毛、紫褐色の4稜形。葉は対生し、長い柄があり、1回羽状複葉。小葉は3~5個が多く、全てに小葉柄があり、葉縁に鋭い鋸歯があり、先が尖る。頭花はコセンダングサによく似ているが、葉状の大きな萼状総苞があるのが特徴である。舌状小花は、小舌が小さくて見えず、筒状小花は多数。花には各々に鱗片(パレア)が1個つく。痩果は長さ5~10㎜、扁平、長さ2.5~5㎜の芒(冠毛)が普通2本あり、小さな逆刺が多数つく。頭花の外側につく痩果は幅が広くて短く、内側につく痩果は長く、鱗片の幅も外側のものが広い。集合果は球形で、直径はコセンダングサより小さい。
1年草、高さ(10~)20~60(~180)㎝。 葉は葉柄が長さ 10~40(~60)㎜、葉身は全形では三角形~披針状卵形、長さ30~80(~150+)㎜×幅20~60(~100+)㎜、小葉は3(~5)個、小葉には小葉柄があり、小葉は披針形~披針状卵形、長さ(15~)35~60(~120)㎜×幅(5~)10~20(~30)㎜、基部は楔形、縁には歯~鋸歯があり、ときに縁毛があり、先は尖鋭形~漸尖形、面は無毛または小剛毛がある。頭花は普通単生、ときに2~3個がつき、または開いた散房花序につく。花序柄は長さ10~40(~80+)mm。 萼状苞葉(calyculi)は(5~)8(~10)個、斜上~開出し、へら形~倒披針形~線形、ときに±葉状の小苞または苞は長さ5~20(~60)㎜、縁には普通縁毛があり、外面は無毛または小剛毛がある。総苞は鐘形~半球形または幅が広く、長さ6~9㎜×幅7~12㎜。総苞片は6~12個、長円形~卵形~披針形、長さ5~9㎜。周辺小花は無く、または1~3+個つき、小舌は黄金色、長さ2~3.5㎜。中心小花は20~60(~120+)個、花冠は±橙色、長さ2.5~3+㎜。痩果は帯黒色~褐色またはわら色、±倒扁平(obcompressed)、倒卵形~楔形、外側の痩果は長さ5~7㎜、内側の痩果は長さ7~10㎜、縁には前向きまたは後向きの刺があり(barbed)、先は±切形~凹面、面には普通、1脈があり、ときにいぼ状突起があり、無毛またはまばらに小剛毛がある。冠毛は2本、±直立~開出し、前向きまたは後向きの刺がある芒であり、長さ2~5㎜。2n=24, 48, 72。花期は(6~)8~9(~10)月。
タウコギは総苞片が大きい。茎の断面が円形で、やや太く、緑色。下部の葉は深裂するが単葉である
。
茎はほぼ無毛、紫褐色の4稜形。葉は対生し、長い柄があり、1回羽状複葉。小葉は3~5個が多く、全てに小葉柄があり、葉縁に鋭い鋸歯があり、先が尖る。頭花はコセンダングサによく似ているが、葉状の大きな萼状総苞があるのが特徴である。舌状小花は、小舌が小さくて見えず、筒状小花は多数。花には各々に鱗片(パレア)が1個つく。痩果は長さ5~10㎜、扁平、長さ2.5~5㎜の芒(冠毛)が普通2本あり、小さな逆刺が多数つく。頭花の外側につく痩果は幅が広くて短く、内側につく痩果は長く、鱗片の幅も外側のものが広い。集合果は球形で、直径はコセンダングサより小さい。
1年草、高さ(10~)20~60(~180)㎝。 葉は葉柄が長さ 10~40(~60)㎜、葉身は全形では三角形~披針状卵形、長さ30~80(~150+)㎜×幅20~60(~100+)㎜、小葉は3(~5)個、小葉には小葉柄があり、小葉は披針形~披針状卵形、長さ(15~)35~60(~120)㎜×幅(5~)10~20(~30)㎜、基部は楔形、縁には歯~鋸歯があり、ときに縁毛があり、先は尖鋭形~漸尖形、面は無毛または小剛毛がある。頭花は普通単生、ときに2~3個がつき、または開いた散房花序につく。花序柄は長さ10~40(~80+)mm。 萼状苞葉(calyculi)は(5~)8(~10)個、斜上~開出し、へら形~倒披針形~線形、ときに±葉状の小苞または苞は長さ5~20(~60)㎜、縁には普通縁毛があり、外面は無毛または小剛毛がある。総苞は鐘形~半球形または幅が広く、長さ6~9㎜×幅7~12㎜。総苞片は6~12個、長円形~卵形~披針形、長さ5~9㎜。周辺小花は無く、または1~3+個つき、小舌は黄金色、長さ2~3.5㎜。中心小花は20~60(~120+)個、花冠は±橙色、長さ2.5~3+㎜。痩果は帯黒色~褐色またはわら色、±倒扁平(obcompressed)、倒卵形~楔形、外側の痩果は長さ5~7㎜、内側の痩果は長さ7~10㎜、縁には前向きまたは後向きの刺があり(barbed)、先は±切形~凹面、面には普通、1脈があり、ときにいぼ状突起があり、無毛またはまばらに小剛毛がある。冠毛は2本、±直立~開出し、前向きまたは後向きの刺がある芒であり、長さ2~5㎜。2n=24, 48, 72。花期は(6~)8~9(~10)月。
タウコギは総苞片が大きい。茎の断面が円形で、やや太く、緑色。下部の葉は深裂するが単葉である
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