ヤブマオ 藪苧麻
Flora of Mikawa
イラクサ科 Urticaceae カラムシ属
中国名 | 野线麻 ye xian ma |
学 名 | Boehmeria japonica (L.f.) Miq. var. longifolia (Steud.) Yahara Boehmeria japonica (L.f.) Miq. Boehmeria longispica Steud. |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 100~200㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、中国、台湾 |
撮 影 | 三ヶ根山 06.7.8 |
茎は直立し、分枝しない。葉は対生し、長さ10~15㎝、長柄がある。葉の基部は楔形~切形~円形、先が尖る。縁に粗い鋸歯があり、基部に行くほど小さくなり、重鋸歯となることもある。葉の裏の主脈には短毛が生え、斜上する。葉形、葉の質は変化し、近縁種との交雑も多く、同定が難しい。雌雄同株。茎の上部に雌花、下部に雄花がつくが、無性生殖の3倍体だけが知られている。花序の軸には毛が密生する。雌花は2個の花被片が合着して花被筒になり、白色の柱頭が長く突き出る。果実は毛のある花被筒に包まれ、多数集まり、球形になり、隙間なく、連続して並ぶ。花被筒の中の果実にも翼があり、翼の幅は一定しない。
ナガバヤブマオは葉が卵状披針形で、先がとがる。
メヤブマオはアカソとヤブマオの交雑起源と考えられている。
カタバヤブマオは葉の幅が広く、別名マルバヤブマオともいわれ、メヤブマオとラセイタソウの交雑種を起源にすると考えられている。
オニヤブマオは葉の裏面にビロード状の毛が密に生え、葉の縁の鋸歯が重鋸歯にならない。
ラセイタソウは葉が厚くて表面が粗く、鋸歯が細かい。
ナガバヤブマオは葉が卵状披針形で、先がとがる。
メヤブマオはアカソとヤブマオの交雑起源と考えられている。
カタバヤブマオは葉の幅が広く、別名マルバヤブマオともいわれ、メヤブマオとラセイタソウの交雑種を起源にすると考えられている。
オニヤブマオは葉の裏面にビロード状の毛が密に生え、葉の縁の鋸歯が重鋸歯にならない。
ラセイタソウは葉が厚くて表面が粗く、鋸歯が細かい。