タチバナ  橘
[別名] ヤマトタチバナ、ニッポンタチバナ
[学名] Citrus tachibana (Makino) Tanaka
ミカン科 Rutaceae  ミカン属
三河の植物観察
タチバナ花
タチバナの果実
タチバナの果実
タチバナ葉先
タチバナ葉表の油点
タチバナ葉裏の油点
タチバナの幹
タチバナ
タチバナ花
タチバナ刺と葉
タチバナ葉
タチバナ葉裏
 田原市保美町霊山寺の本堂前には約500年前に烏丸大納言がお手植えしたといわれるヤマトタチバナの木の2代目、3代目がある。3代目の木で樹齢80年ほど。よく果実がなり、自然に増えたもの。花は5月中旬に満開になり、果実も残る。
 タチバナは本州(和歌山県、三重県、山口県)、四国、九州の海岸近くの山地に稀に自生する日本固有種の柑橘類である。静岡県沼津市戸田地区に北限地があり、戸田饗の里公園で見ることができる。
 若い幹や枝に棘があり、枝は緑色。葉は互生し、長さ3~10㎝、幅1.5~4㎝の狭卵形、先は鈍頭、やや凹み、質は硬く、濃い緑色で光沢がある。枝先、葉腋に花を1~2個、下向きにつける。花は白色、直径約2㎝。花弁は5個。雄しべ約20個、数個ずつ花糸が合着して筒状になる。果実は平滑、直径2~3㎝の扁球形、種子が多く、12~1月に橙黄色~橙色に熟す。ミカンに似た外観で香りが良いが、種が多く、酸味が強く生食用には向かない。ジャムや酒に加工されている。
 コウライタチバナCitrus nipponokoreana は萩市と済州島のみに自生する。葉や実がタチバナより大きく、実がでこぼこしているのが特徴。
[花期] 5~6月
[樹高] 2~6m
[生活型] 常緑小高木
[生育場所] 沿海地の山地
[分布] 在来種(日本固有種) 本州(伊豆半島以西)、四国、九州
[撮影] 霊山寺 13.12.11(果実) 14.5.20(花) 
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