セイヨウアブラナ  西洋油菜
[別名] アブラナ、ナノハナ、ナタネ
[中国名] 欧洲油菜 ou zhou you cai
[英名] rape , rapeseed
[学名] Brassica napus L.
アブラナ科 Brassicaceae (Crucifera)  アブラナ属
三河の植物観察
セイヨウアブラナ花序横
セイヨウアブラナ花序
セイヨウアブラナ花
セイヨウアブラナ萼片
セイヨウアブラナ茎
セイヨウアブラナ茎下部の葉
セイヨウアブラナ果実
セイヨウアブラナ
セイヨウアブラナ花横と萼
セイヨウアブラナの大きな葉
セイヨウアブラナの種子
 明治初期に菜種油を採るためにヨーロッパから輸入された。1965年頃までは作付け面積も多く、よく畑で見られた。現在はあまり栽培されていないが、逸出したものが土手などで野生化している。野菜用の品種もつくられており、畑に植えられているのを花で見分けるのは難しい。在来のアブラナと区別せずにアブラナと呼ばれることがある。
 アブラナとキャベツの雑種起源とされ、複2倍体で染色体数 2n=38である。茎や葉がキャベツのように白い蝋質を被るので粉白色を帯びる。葉は厚く、基部の葉は長さ5~55㎝で、羽状に分裂する。中部以上の葉は柄がなく、基部が茎を強く抱く。花はやや大きく、花弁の長さ10~16㎜。萼片は長さ (5)6~10㎜、花時に普通、斜上し、あまり開出しない。果実は長さ (3.5)5~10(11)㎝。種子は幅1.8~2.7(3)㎜の球形、 熟すと黒色になる。

 アブラナは葉が柔らかくてしわがあり、淡緑色。葉の基部は茎を抱く。萼片が花時に開出する。種子の色は黄褐色。
 カンザキハナナは観賞用又は花芽を食用とするように改良されたもので、アブラナに似て葉に縮れが多く、12月から花が咲く。
 カラシナ Brassica juncea (L.) Czern.もよく似ているが、やや花が小さく、葉が茎を抱かない。セイヨウカラシナともいわれる。
 以下の野菜も変種として分類されていて、黄色の花がよく似ている。学名に混乱が多いので注意が必要。
 ハクサイ Brassica rapa L. subsp. pekinensis (Lour.) Hanelt
              又は var. glabra Regel
 カブ Brassica rapa L. var. rapa 
 ミズナ Brassica rapa L. var. nipposinica (L.H.Bailey) Kitam. 
 コマツナBrassica rapa L. var. perviridis L.H.Bailey
 ノザワナ Brassica rapa L. var. hakabura Kitam.
[花期] 3~5月
[草丈] 30~130cm
[生活型] 越年草
[生育場所] 道端、草地、土手
[分布] 帰化種 ヨーロッパ原産
[撮影] 西尾市  12.3.19
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