アブラナ  油菜
[別名] ニホンアブラナ、ナノハナ、ナタネ
[中国名]

芸苔 yun tai

[英名] turnip , field mustard
[学名] Brassica rapa L. var. oleifera DC.
Brassica rapa L. var. campestris (L.) Clapham
Brassica rapa L. var. nippoleifera (Makino) Kitam.
Brassica rapa L. var. chinoleifera (Vieh.) Kitam.
アブラナ科 Brassicaceae (Crucifera)  アブラナ属
三河の植物観察
アブラナ花序
アブラナ花
アブラナ花2
アブラナ萼片
アブラナ果実
アブラナ葉
アブラナ
アブラナ種子
アブラナ下部の葉
 アブラナは弥生時代に中国から渡来したといわれている。昔はナタネ油の採取が多かったが、最近では野菜として栽培されることの方が多い。oleiferaは油が採れることを意味する。明治中期にヨーロッパから入った油の採取用のセイヨウアブラナも区別せずにアブラナと呼ばれることがある。
 葉は互生し、柔らかくてしわがあり、淡緑色。葉の基部は茎を抱く。萼片が花時に開出する。種子の色は黄褐色。雑種ができやすく分類が難しい。2n=20。
 ハナナは観賞用又は花芽を食用とするように改良されたもので、葉に縮れが多い。この園芸品種のカンザキハナナは12月から花が咲く。渥美半島にも植えられているようである。

 セイヨウアブラナ(rape) Brassica napus L. は食用油の原料として栽培されることが多く、野菜用の品種もつくられている。茎や葉が白い蝋質を被るので粉白色を帯び、葉が厚い。花が大きく、萼片が花時にもあまり開出しない。種子も黒い。
 カラシナ Brassica juncea (L.) Czern.もよく似ているが、やや花が小さく、葉が茎を抱かない。セイヨウカラシナともいわれる。

 以下の野菜も変種として分類されていて、黄色い花がよく似ている。学名に混乱が多いので注意が必要。
 ハクサイ Brassica rapa L. subsp. pekinensis (Lour.) Hanelt
              又は var. glabra Regel
 カブ Brassica rapa L. var. rapa 
 ミズナ Brassica rapa L. var. nipposinica (L.H.Bailey) Kitam.
 コマツナ Brassica rapa L. var. perviridis L.H.Bailey
 ノザワナ Brassica rapa L. var. hakabura Kitam.
 チンゲンサイ Brassica rapa L. subsp. chinensis Rupr.     
[花期] 3~5月
[草丈] 80~150cm
[生活型] 越年草
[生育場所] 道端、草地、土手
[分布] 外来種 西アジア原産
[撮影] 足助町  02.3.16
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