ヌカスゲ  糠菅
[中国名] 灰帽薹草 hui mao tai cao
[学名] Carex mitrata Franch. var. mitrata
カヤツリグサ科 Cyperaceae   スゲ属
三河の植物観察
ヌカスゲの花序
ヌカスゲの雄小穂
ヌカスゲの雌小穂拡大
ヌカスゲの苞の葉身
ヌカスゲ
ヌカスゲ基部の鞘
ヌカスゲ果胞、鱗片、果実
ヌカスゲの葉表
ヌカスゲ葉裏
 和名は果胞が小さく、糠にたとえたもの。苞や芒が目立たない。
 根茎は短く、大きく叢生する。基部の鞘の褐色部分が光沢があって長く、ほとんど繊維状に分解しない。葉は幅1.5~2㎜。苞は短い鞘があり、葉身は短い。小穂は頂部に3~4個かたまってつき、根際にも柄の長い小穂をつける。雄小穂は茎頂につき、長さ10~17㎜、きわめて細く、褐色。側小穂は雌性。果胞は長さ約2.5㎜、細く、ほとんど無毛、嘴は短く、先がやや曲がり、口部は平切形。鱗片は果胞より短く、芒が短い。果実は3稜形、頂部に付属体がある。
 ノゲヌカスゲは雌小穂が小さく雄小穂に埋もれてしまうこともあり、果胞にまばらに短毛がある。鱗片の芒が長く目立つ。
 メアオスゲは鱗片の芒が長く、果胞が大きくて毛がある。基部の鞘は光沢がない淡褐色で、繊維状に分解する。
 アオスゲは全体に大型、雄小穂が棍棒状で大きく、鱗片の芒が長い。
[果期] 3~5月
[草丈] 10~30㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 明るい林内、林縁
[分布] 在来種 本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 豊田市 12.4.24
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