ノゲヌカスゲ  芒糠菅
[中国名] 具芒灰帽薹草 ju mang hui mao tai cao
[学名] Carex mitrata Franch. var. aristata Ohwi
カヤツリグサ科 Cyperaceae   スゲ属
三河の植物観察
ノゲヌカスゲの花序
ノゲヌカスゲの雄小穂
ノゲヌカスゲの苞の鞘
ノゲヌカスゲの果実
ノゲヌカスゲ
ノゲヌカスゲ基部の鞘
ノゲヌカスゲの雌小穂の拡大
ノゲヌカスゲ鱗片と果胞
 和名はヌカスゲに似て、芒が長いことによる。アオスゲに似たような場所に生え、アオスゲのように雌鱗片に長い芒がある。苞葉も長く、花序から上に伸び目立つ。普通に見られる。
 根茎は短く、大きく叢生する。基部の鞘の褐色部分がヌカスゲと同じように光沢があって長く、繊維状に分解しない。苞は長さ約3㎜の鞘があり、葉身も長く、花序の上に出る。雄小穂は線形で、楕円状の線形、きわめて小さく、雌小穂に埋もれてしまうことも多い。雌性の側小穂は茎の上部に集まってつく。果胞は小さく、ほとんど毛がなく、短毛がまばらにあり、口部は2歯。雌鱗片に長い芒がある。
 ヌカスゲは雄小穂が褐色で長く、雌鱗片の芒が短い。苞も短い。
 メアオスゲは雄小穂が線形でよく似ているが、果胞が大きくて毛があり、基部の鞘は光沢がない淡褐色で、繊維状に分解する。
 アオスゲは全体に大型、雄小穂が棍棒状で大きく、苞の鞘が長さ約1㎜のものが多い。判別が難しいものがある。
[果期] 4~5月
[草丈] 20~25㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 草地、明るい林内、林縁、道端
[分布] 在来種 本州(福島県以南)、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 幸田町 09.5.9
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