メアオスゲ 雌青菅
[別名] ノゲアオスゲ
[学名] Carex candolleana H.Lev. et Vaniot.
Carex leucochlora Bunge var. aphanandra (Franch. et Savat.) T.Koyama
カヤツリグサ科 Cyperaceae  スゲ属
三河の植物観察
メアオスゲの花序
メアオスゲの花序拡大
メアオスゲの基部の小穂
メアオスゲの基部
メアオスゲ
メアオスゲ鱗片と果胞
メアオスゲ葉
 学名のCarex leucochlora var. aphanandra は神奈川県植物誌2001によれば基準標本がニイタカスゲと同じとされている。
 全体に小型で、柔らかい。茎は叢生し、根茎が分岐すると大株となる。基部の鞘は短く、光沢がなく、淡褐色~褐色、繊維状に分解する。葉は直立し、普通、幅1~2㎜まれに4㎜。頂部の雄小穂は長さ5~15㎜の線形。雌小穂は2~3個つき、上部1~2個は雄小穂に接続してつき、最下の小穂1個が根際につくのが特徴。苞は花序とほぼ同高で、短い鞘が明瞭にある。小穂には果胞が数個つき、長さ1㎝以下。果胞は長さ2.5~3㎜、脈は不明瞭で、毛が散生する。鱗片の芒は長い。
 ノゲヌカスゲは鱗片の芒が長く、よく似ている。雌小穂がきわめて短い。基部の鞘は褐色部分が長く、果胞はほぼ無毛。
 アオスゲは全体に大きく、やや硬く、基部の鞘が光沢のある褐色になる。また、雄小穂が棍棒状、包葉の鞘はほとんどなく、根際に雌小穂はほとんどつかない。
 よく似たイソアオスゲは海岸の岩場に生え、匍枝を伸ばして広がる。また、茎や葉がざらつかず、包葉が花序より著しく長く、鱗片の芒が短い。
 ハマアオスゲは長い根茎で広がり、大株にならない。また、雄小穂が棍棒状、果胞に明瞭な脈があり、毛が密生する。
[花期] 4~6月
[草丈] 5~20㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 林内、草地
[分布] 在来種 本州、四国、九州
[撮影] 吉良町  09.4.12
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