ニガナ  苦菜
[別名] シロニガナ
[中国名]

小苦荬 xiao ku mai

[学名] Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev subsp. dentatum
Ixeris dentata (Thunb.) Nakai
キク科 Asteraceae (Compositae)  ニガナ属
三河の植物観察
ニガナ5弁花
ニガナ6弁花
ニガナ7弁花
ニガナ総苞
ニガナとハナニガナの中間
ニガナ果実
ニガナ茎
ニガナ
ニガナ花横
ニガナの葉
ニガナの下部の葉
ニガナの冠毛つきの果実
 春から初夏、日当たりのよい道端などで、普通に見られる。和名の由来は葉や茎を傷つけると苦味のある乳液が出ることから。
 茎が細く、全体に柔らか。根生葉は長さ13~18㎝、幅2~5㎝、倒披針形、有柄、まばらな鋸歯があり、羽状に切れ込むこともある。茎葉は無柄、毛状の鋸歯があり、円形の基部で茎を抱く。頭花は直径15~19㎜、黄色(稀に白色)の舌状花5~7個だけからなる。舌状花の先に細かい切れ込みがある。総苞片は2列、短い総苞外片5~6個、長い総苞内片5~6個。痩果は長さ4~4.5㎜、長い嘴がある。冠毛は褐色を帯び、長さ約4㎜。2n=14,21,28。
 白花品はシロニガナというが、属名をIxeridiumとして、分けない分類に変わってきている。
 類似のハナニガナは舌状花が8~12個である。ただし、中間的な6~8個というものもよく見られる。
 ハナニガナの白花品はシロバナニガナという。
 ハイニガナIxeridium dentatum subsp. dentatum form. stoloniferum はニガナによく似ているが、短い匍匐枝を出す。茎葉の基部が茎を抱かないことが多い。
 クモマニガナ Ixeris dentata subsp. kimurana 北海道、本州(中部以北)の高山に分布する。高さ30㎝以下。頭花は11個の舌状花がつく。2n=28
 タカネニガナ Ixeris dentata subsp. alpicola北海道、本州、四国、九州の高山に分布し、茎が細く、高さ20㎝以下。頭花は8~10個の舌状花がつく。茎葉の基部は茎を抱かない。
[花期] 5~7月
[草丈] 20~50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 日当たりのよい場所
[分布] 在来種  日本全土、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 幸田町  09.5.31
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